2019年12月17日(火)

アジの居喰い

海水温が下がってくると、魚の動きが悪くなってきます。夏場から秋口に掛けて活発な喰いを見せたアジもここにきて喰い方が大人しくなってきています。これまではコマセを振った後、いきなり締め込んで行った喰い方では無くなってきています。アジが動かずにそのまま喰っているような感じです。いわゆる、居喰いです。竿先がポコポコと動いている感じがすると思います。これはアジがいきなり餌をパクッと喰わずに咥えているような状態です。

こういう時には、竿先をジワッと持ち上げてやると針掛かりします。ジワッと竿先を持ち上げることによって、針が直立します。これで上顎に針が刺さります。針が上顎に刺されば、バレることはあまりありません。アジの口の中で丈夫なところはこの上顎だけです。

ですから、アジを上顎に掛けさえすればバレがなくなります。