2020年1月29日(水)

リールの整備

整備を頼まれたリールを開いてみると、いろいろですね。動かなくなってから整備に持ち込む方とちょっとだけ不具合が出てきたらすぐに持ち込む方と別れます。

下の写真はクラッチが動かなくなってから持ち込まれたリールです。

クラッチのリンケージの下の部分が塩で固まっています。これでは動きません。こうなる前に整備に出した方がいいと思いますが、、、、、

ダイワのリールの中で右側のカバーが開けにくいので色々と調べたら、上の天板を外した後にその天板のカバーに隠れていたビスがありました。それを外して右側カバーを開けることができました。でも、これはちょっと不親切な造りですね。

天板を取り外さなければ、右側カバーのビスが見えてきません。

 

2020年1月22日(水)

午前タチウオ釣り   タチウオ7本

今日は昨日とは違って、凪てました。しかし、朝のうちはタチウオの居場所を特定できず、どこの船も右往左往していました。釣りを始めたのは8時半くらいだったです。それでも、いい群れには当たらず単発の喰いでした。タチウオが本来のいい喰いを見せ始めたのは10時廻ってからです。同船の皆さんも当たりがあっても切られてしまうケースが多かったようです。掛かれば大きいです。連続して当たりが出る時間が限られているので、当たりが出始めた時には取りこぼしのないようにしたいものです。

タチウオは日毎ちょっとずつ動いているようで、それまでの扇島沖から南へ下がると思いきや、今日はちょっと北上してアクアラインの「風の塔」近くでした。

今日私が使った仕掛けは針のチモトを16号で外掛け結び、針のチモトから20cm上でハリス7号を結ぶ仕掛けを作りました。16号の糸と7号のハリスを結ぶにはかなり苦労しました。すんなりと糸が伸びていなければ餌が回ってしまうのでわざわざ外掛け結びにした効果がありません。オルブライトノットで結んだら、すんなりと糸が結べました。

この仕掛けは店で販売してます。(2セットで400円です。)今日、この仕掛けで釣ってました。最初の1本目から針の上に傷が付いてました。徐々に傷が付いて、4本目には切れてしまいました。いつもいつも傷が付くかはわかりませんが、3本釣ったら取り替えた方がいいと思います。そのまま7号でやっているとチューブを付けていても切られます。それに喰いの悪い時にはできるだけチューブは付けない方がいいと思います。どんな仕掛けでやっていても釣れてしまうような喰いのいい時にはどうでもいいのでしょうが、ちょっと渋い時には外掛け結びでチューブ無しが喰いはいいです。

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2020年1月21日(火)

午前タチウオ釣り  タチウオ3本

朝出船してすぐに北風が吹いてきてしまいました。予報では昼からのはずでしたが、かなり強い風でした。上げ潮に差し掛かることと相まって、波が高くなってしまいました。この時点で今日はダメだと諦めました。

この風の強い中、船長はなんとかして釣らせようと思って反応を探してくれていましたが、小さい反応だけで全員にヒットするような気配はありませんでした。二三人に当たってもそれだけで終わってしまいました。それに、当たりがあっても容易に当たりと波の揺れによるものとの区別もつかない有様でした。

静かな時に釣りをすれば、いい釣果が望めるでしょうに。。。

針のチモトの糸は16号の外掛け結び、10cmほど上で本来のハリス7号に結んでいます。

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2020年1月20日(月)

午前アジ釣り   アジ45尾(最大38cm)

今日は大寒の入りだというのに暖かい日でした。風もなく凪でアジの喰いは絶好調でした。しかも、型が揃っていました。水が澄んでいるのでハリスは1.5号を使いましたが、大きいのが掛かるとちょっと怖いですね。朝から殆ど入れ喰い状態で二匹掛けは当たり前でした。

10時前にはアジ釣りを止めて、アジの泳がせをしておりました。しかし、私には当たりなし。隣の長谷川氏がやはり泳がせをしていて、3キロくらいのスズキを釣りました。

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2020年1月19日(日)

タチウオ天秤

写真の上側が折れてしまったチドリ天秤で購入したものです。あっさりと折れてしまったのですが、この天秤は結構高価です。下の天秤は自分で針金を買ってきて作ったものです。まだ、ハンダ付けはしていません。購入した天秤は針金自体が細いです。私は1.6mmの硬質ステンレス針金を使いました。折れた天秤の針金の太さはおそらく1mmくらいだろうと思われます。タチウオ用のチドリ天秤はよく落としてしまうケースが多いです。

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2020年1月17日(金)

午前アジ釣り   アジ35尾(最大40cm)

友達からのアジが欲しいとの要望でアジ釣りに行きました。ですが、あまりたくさん釣ってもしようがないので、30尾を超えたところで止めておきました。

私もアジ釣りは久しぶりです。水が澄んでいますので、細いハリスの方が喰いはいいです。それに水温が高いと言っても秋口よりは下がっていますので、居食いの感じがあります。エサを咥えたままでいることが多いので、当たっているなと感じたらそっと竿先を持ち上げてやると針が立って上顎に入ります。勝手に掛かったアジは口のどの部分に掛かったかわかりませんので、バレることが多いです。針が上顎に入ったアジはバレが少ないです。

最近は温暖化の影響なのか海水温が下がりません。いつもなら、この時期には本牧沖にはアジがいません。今年はまだまだ釣れています。タチウオにしてもそうです。今日のタチウオ釣りは未だ川崎扇島沖で釣れています。今日は爆釣だったようですよ。釣り人にとってはいいですね。

今日は40cmのアジが釣れました。この時期ではめずらしいです。あまりの引きにてっきりサバかと思いました。35cmまでのアジならこの時期でもめずらしくはありませんが、40cmとなると。。。

船長の指示タナよりも上にしていた方がアジが大きいです。下にすると細かいのが多くなります。それに青イソメは必須だと思います。まだ、クロダイや大サバは釣れています。

30尾を超えたところでアジを泳がせてヒラメを狙ってみました。一度だけアジが暴れて「もしや?」と思いましたが、引き込みはなくエサが無くなっていました。

#今日タチウオ釣りに行った方と上がってきた時に話をしましたが、今日のタチウオ釣りはすごい喰いだったと言っておりました。切られるのがわかっていたので針元にチューブを付けてはいたが、あまりにも喰いがいいので針を呑み込んでしまうくらいだったので、結局針を切らなければいけないハメになったと言っておりました。1匹釣ってから次に仕掛けを下ろすまでの時間が長くなってしまったということです。こういう状態になると焦ってしまうのですよね。気持ちがわかります。

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2020年1月14日(火)

午前タチウオ釣り   タチウオ11本

今日朝に向かった場所は扇島沖です。水深は34m前後です。朝行ってすぐには当たりはなかったです。当たりが出てきたのは下げ潮が動き始めてからです。喰い出してくると船内のあちこちで竿がしなっています。こうやって喰い出してくると、エサの喰い方が早いですね。コツンと当たってから重みが乗ってくるのにさほどの時間は掛かりません。バタバタ喰いだすとあちこちで ”切られた” の声が聞こえます。喰い方が早いので短いチューブではその上を切られてしまいます。

10本釣ったところで安心して船内を廻って遊んでいたら喰わなくなってしまいました。この後のタチウオの喰いは静かな喰い方でした。走水沖で釣っているかのような喰い方でした。しかし、当たりが少なくなったからと言って、小さな魚になってしまうのかと思ったら大間違いです。喰い方がポツポツ程度になったときの方が特大が喰うことが多いです。当たりがものすごく小さいのに、針掛かりすると引きずり込むようなすごい引きです。今日は水面までやっとこさ上げてきてから、魚を持ち上げる時にバレたのは大きかったです。でも、バラしてしまってはお話になりませんね。

アジ釣りに打木屋へ来られている皆さん、たまにはタチウオ釣りをやってみたらどうですか?アジ釣りとはまた違った面白さがあります。今、釣れている場所の水深は40mもありません。電動リールを使っている方もいますが、この深さなら別に必要ありません。アジ釣りに使っている竿で十分ですし、道糸も2号なら申し分ありません。レンタルの竿でも十分に釣れます。

タチウオ釣りで気をつけなければいけないのはエサの付け方とシャクリのやり方だけです。コマセを撒くわけではないので、エサの動かし方だけでタチウオの喰いを誘うのです。アジ釣りをやったことのある方なら、タチウオ釣りは問題なくできます。

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2020年1月13日(月)

ダイワ 両軸リール ミリオネアとミリオネア・バサラ

ダイワの代表的な両軸リールにミリオネアとミリオネア・バサラがあります。元々はミリオネアだけでしたが、これにバサラが加わりました。値段はミリオネア100シリーズで定価36,300円で、バサラは44,300円です。ちょっとバサラの方が高い。

バサラは元々のミリオネアを進化させたものという謳い文句で、皆さん誰もがこちらの方がいいと認めるとダイワは思っているのでしょう。最近、バサラも自分で整備する機会が何回かあり、元々のミリオネアとバサラ双方の整備面からの違いを述べたいと思います。

ダイワが謳っているマグシールドなるものとはどういうものなのか? と皆さん疑問を持たれる方も多いと思います。私はこの機構はいいものと思っていますが、それだけでは塩ガミや汚れは防げません。マグシールドしてある部分はいいのですが、その他の部分には相変わらず塩ガミや汚れは付いています。それにマグシールドのベアリングはダイワに整備を出さないと交換してもらえません。しかも、高いです。ダイワの方が一年に一回は整備に出しなさいと推奨していますが、これって囲い込みではないのでしょうか?

ついこの間、整備依頼を受けたバサラは ドラッグ不良・リール逆回転・メカニカルブレーキ不良ということで私のところに来ました。開けてみると、すごい塩ガミと汚れでした。マグシールドベアリング以外の箇所をきれいにしてグリスアップしたら元に戻りました。交換したのは通常のベアリング一個でした。私にはマグシールドなんて謳い文句だけで実際の効果は疑問に思えます。

古いミリオネアの修理を時々受け付けますが、そのリール固有の部品を交換しなければならないというケースは稀です。殆どがベアリング の交換とグリスアップだけで動くようになります。ミリオネアにしてもバサラにしても基本性能がいいのです。

では、どちらが塩ガミや汚れに対して強いのでしょうか?これは外側カバーの作りを見るとよくわかります。

上の写真二枚は元々のミリオネアのものです。下の写真はバサラのものです。

元のミリオネアには右側カバーにネジが露出していません。左側カバーを開けてからしか右側カバーの円周部分を取り外すことができない構造になっています。バサラの場合は六角レンチで開けなければいけないのですが、右側カバーのネジを緩めてすぐに開けることができます。この構造を見比べるだけでも海水侵入の対策の違いがわかると思います。これでもまだ海水はリール内部に侵入してきます。スプールの回転部分の縁からの海水の侵入は防ぎようがありません。私が言いたいのはマグシールドだけでは海水侵入対策としては不十分だということです。むしろない方が整備のしやすさからしたらいいのではと思っています。

2020年1月10日(金)

午前タチウオ釣り   タチウオ10本

今日の場所は羽田空港沖よりかなり南に下がった扇島沖で釣りました。入れてすぐに喰いが立つというほどではありませんでしたが、廻ってくると二、三人の人が同時に掛けておりました。魚の型は羽田沖と同じであそこにいた魚が動いてきたような感じがしました。今日の場所の深さは32、3mでした。潮が速いのでオモリは60号を使いました。

喰いが立ってくると、皆さん殺気立ってきますね。次から次に掛かっていると、隣の方の魚が私の道糸に当たって傷付いてしまったりするのはしょうがありませんね。今日の場合は道糸がボロボロになってしまい、そのままやっていたら当然切れてしまっていたでしょうね。今の道糸P Eは細くて丈夫ですが、一度傷が付くと簡単に切れてしまうので注意してください。そんなこんなで喰いが立っている時に道糸の点検をしていたものですから、大事な時間を潰してしまいました。

今日の喰いでしたら、上手い方は当然20本は行っているのでしょうね。相変わらず切られるケースが多いです。

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2020年1月9日(木)

タチウオ釣りの仕掛け

このところ、羽田空港沖や本牧沖でタチウオの大きいのが釣れています。場所が浅く、しかも釣れるタチウオも大きいので掛かると豪快な引きを味わえます。

切り身餌のタチウオ釣りにおいて、大事なことは仕掛けの選択と誘い方です。仕掛け、特に針まわりには気を使わなければいけません。羽田沖では大きいタチウオばかりなので針は3/0を使用しています。

ここで針元を外掛け結びにしてチューブを付けないでおくのが今までの考え方でしたが、これだと針元を切られることが度々あるのでチューブを付けた方が安心という考え方も出てきました。私もこのところチューブを付けた仕掛けにしています。チューブを付けることの弊害は餌の動きです。外掛け結びで針を結ぶと針のチモトからまっすぐに糸が出て行きます。チューブを付けて針を結ぶとなかなかまっすぐに針元がなりません。ですが、切られることを考えると付けておいた方がいいと思っています。私はチューブを付ける仕掛けを使う時にはチューブに透明なシュリンクチューブを使っています。チューブを付けていても、そのチューブが針元から離れていればひとたまりもありません。シュリンクチューブなら針のチモトをほんの少し炙るだけでチモトに粘着します。

チューブを付けるか付けないかはその時のタチウオの喰い方を見て判断することもできます。チューブを付けない方が喰いのいいのは当たり前です。朝行ってすぐには喰いがいいことが多いのです。喰いがいいのか悪いのかは当たっていきなり掛かってしまうか、突っついているだけかを見て判断することができます。やはり、潮の動きでタチウオの喰い方が変わってくると思っています。いつもいつも同じような喰い方はしません。潮の動きの他に日が差しているか風などによる海の荒れ具合もあるでしょう。

タチウオの喰い方に影響を及ぼすものは仕掛けの選択の他に餌の付け方と誘い方があります。餌の付け方は今さら私が言わなくてもいいでしょう。誘い方は少なくとも2パターンは持っていた方がいいと思います。一つは動かす動作を頻繁にするやり方ですね。もう一つは小さく静かに動かす方法です。冬のこの時期では夏場のように大きく誘いを入れるやり方は控えるべきだと思っています。動作を頻繁にすると言っても夏場のそれとは自ずと違っています。あまりにも活発に動かすと喰ってきません。どのくらいにすべきかは魚に聞いてもらうしかありません。小さな当たりでも重みが乗っているので合わせると指5本くらいの大型だったというのも、この時期では普通です。冬のこの時期に水温が低くなりつつある浅い場所でタチウオが釣れているというだけでもありがたいことですから。

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