2018年8月31日(金)

午前タチウオ釣り   タチウオ8本

今日は潮の流れが弱く釣りやすかったですが、当たりが弱かったです。その時のタチウオの喰い方に合わせて釣ればいいのでしょうが、最初のうちは合わなかったです。最初の当たりがあってから針掛かりまで思うように針に乗ってくれません。どういう時でも針掛かりさせる名人なら別ですが、最初のうちはカリカリしてました。

最初の当たりがあってそのままで動かさないようにしたら、二回に一回は針掛かりするようになりました。その時のタチウオの喰い気を素早く感じ取って対処しないといけないので難しいです。場所にもよるのでしょうが、今日は40mから50mくらいのタナで当たりがありましたので、電動でなくても大丈夫です。タチウオが静かな喰い方をする時には手巻きの竿でやったほうが微妙な竿捌きができますね。

私には釣れなかったので、大きなサバを釣った女史に頼んで写真を撮らしてもらいました。50cm1キロ超のマサバです。

 

2018年8月29日(水)

海底から拾ったリールの修理

アジ船が海底から拾った竿とリールの修復作業を行って見ました。最初に拾い上げた時にはこれがレンタル用の竿とリールかどうかわかりませんでした。竿やリールに付いている牡蠣や貝殻の様子から見て2年以上は経っているなと思いました。リールは多分ダメだろうと思いながらも修復作業に掛かりました。

リールにはヘドロと貝殻などが付着しており、匂いがすごかったです。家の中に持ち込めないので庭のシンクに真水を貯めて、しばらく浸けておきました。二、三日浸けておいてからリールの解体に挑みました。開けて見てびっくりしたのはヘドロがいっぱい入り込んでいてネジがどうなっているのかよく見えませんでした。いつも開けているリールなのでわかりましたが、そうでなければちょっと無理です。

この状態になるまでかなり掃除しています。

全ての部品を分解してある程度洗浄したところです。きれいに汚れを落とすには更に時間が掛かりました。これでグリスアップすれば取り付けられそうです。

スプールだけは腐食がひどくて交換せざるを得ません。

2018年8月26日(日)

午前アジ釣り 中乗り

今日もお手伝いで乗っておりました。昨日とは打って変わっていい凪でした。慣れない方が多い方の船に乗っておりました。朝行ってすぐは練習のために少し浅めで引っ掛かりのない場所で仕掛けの投入時や魚の取り込み時の注意点を一通り教えました。最初は下に着いたのもわからない方も何回かやっているうちにはわかるようになって来ました。そこで釣れるアジは小ぶりが多かったです。

皆さんある程度は釣り方に慣れたのを見て、大きなアジの釣れる場所に行きました。この場所は岩礁地帯ですので、底に着いたままに放っておくとビシや仕掛けが引っ掛かってしまいます。底に着いたらすぐにタルミを取り2m持ち上げます。レンタルのリールで4回巻きます。ここでコマセを振り出します。それからレンタルリールなら2回巻きます。都合6回巻いたのでこれで底から3m持ち上がったことになります。コマセの煙幕は20秒から30秒もすると消えてしまいます。ここでまたコマセを撒きたいところですが、深さが変わっている可能性があるのでタナを取り直します。そうです、仕掛けを底まで落として再び巻き上げます。それから強くコマセを撒きます。一度のコマセを撒くための竿を振る操作は普通2回ほどです。やっても3回。1m以内の狭い幅にコマセの濃い煙幕を作るようなイメージで竿を振ってください。タナを取り直してからコマセを振る操作は3度ほど行えば、殆どコマセは出切ってしまいます。ここまでやっても当たりが出なければ、上げてコマセを詰め替えます。

皆さん、最初は慣れない方でも大きなアジを釣っておられました。今日のアジの喰いは下ろせば釣れるというほどではなかったですが、底から2mほどしっかりとビシオモリが持ち上がって、そこでコマセの濃いのが出ればすぐに当たりはありました。

今日釣りをしている時に カツオのエボシ が道糸に引っ掛かって来ました。

通常水面に浮遊しているものですが、長い青い触手が道糸に巻きついて来ました。このカツオのエボシは刺されると毒を持っています。道糸に引っ掛かって来たりしたら、素手では決して触らないでください。触手は長いものだと50cmくらいあります。タオルで拭ったならばそのタオルはすぐに捨ててください。普通のクラゲの仲間ではありません。ヒドロ虫の仲間に入る刺胞動物です。透明な浮き袋の部分が烏帽子(エボシ)に似ていることからカツオのエボシと呼ばれています。青い触手には十分注意してください。

2018年8月25日(土)

午前アジ釣り  中乗り

今日は中乗りです。前夜来の南風がまだ強かったです。朝のうちは影になるところをやっておりました。少ししてから僚船から連絡が入り、沖堤外側で釣れて来たようなのですぐに行きました。まだ波がありやりにくかったですが、ポツポツと釣れ始めました。風と潮の向きが反対で船長は船をできるだけ止めておくのに苦労しておりました。アジ釣りは潮に乗せて船を流すことはしません。出来るだけ一つのポイントに止めておきたいのです。それでも船が振れてしまうのはしようがありません。釣り人はコマセを振る前にはその都度底まで仕掛けを下ろしてタナを撮り直す方がいいです。最初に取ったままではタナが狂ってしまっているかもしれません。コマセを振る前にはその都度タナを撮り直してからコマセを振るようにしましょう。

南風が吹いていると、潮が澄んで来ています。ハリスは細いほうがどうしても喰いはいいです。こういう時は1.5号がお薦めです。ハリス2号でも喰わないことはありませんが、1.5号を使っている方達と比べるとどうしても喰いだしは遅いです。1.5号を使っていると大きいのが掛かった時にちょっと怖い感じがします。ですから、上質のハリスを使うべきです。それとクッションゴムを付けるとかの対策をとるべきです。クッションゴムは30cm以下のアジばかりでしたら必要ありませんが、それ以上のアジや大きなサバが来ると、無いと耐えられません。

 

2018年8月22日(水)

午前アジ釣り   アジ21尾(最大37cm)

今日行っておかないとしばらく自分の釣りができないのではないかと思い、行って来ました。そよそよ程度の南風が吹いていて、それほど暑くもなく、いい釣りができました。

朝行ってすぐの小一時間は慣れない方達にレッスンしてました。若い人はすぐに私が言ったことを理解して、帰り頃には一人で何でもできるようになります。

自分が釣り始めてからは一時間ほどはいい喰いをしていました。魚の型がいいのでとても面白いです。ロッドホールだーに掛けていてもいきなり竿先を絞り込んで行きます。水が澄んでいるので、細いハリスの方が断然喰いはいいです。2号でも喰いはしますが、当たりの出方が遅いです。1.5号だとコマセを振っていきなりが多いですね。でもちょっと怖いのでクッションゴムは付けています。

市販されているクッションゴムは殆どがウレタン製です。30cm1mmで1,000円近いものもあります。高価ですが丈夫で長持ちすると謳っています。以前、この言葉に騙されて何回も悔しい思いをしました。まだ大丈夫だと思っていても突然切れます。新品でも切れてしまうこともありました。要するに弱いのです。そこそこ伸びはしますが、伸びた後の収縮力が弱いです。使い始めには30cmでも、何回も伸ばしていると、30cmにはもう戻りません。その点、天然のゴムは弾力があります。天然ゴムのいいところは突然の引っ張りに対して即座に柔軟に反応します。ウレタン製はジワーッと伸びますが、即座の引っ張りには対応できません。丈夫さを求めて太いウレタンのクッションを使っている方を見かけますが、太くて伸びが少ないのならば使う必要は全くありません。お飾りで付けているだけなら、付けないほうがよほどいいです。クッションを付けることによってビシから針までの距離が遠くなることを考えたら、お飾りどころか邪魔になるだけです。

アジ釣りは濃いコマセの煙幕を作り、その中に自分の針を紛れ込ますことによってアジが針掛かりします。オキアミをチョロチョロ撒いて釣るコマセダイとは釣り方が本質的に違います。仕掛けを自作なさった方か購入したのか知りませんが、時々3m以上の長いハリスを使っている方を見かけます。こういう方はアジ釣りがどういう釣りかわかっていないのだと思います。コマセダイの釣り方と同じだと勘違いしているのだと思います。ハリス2m前後の二本針仕掛けでは通常上の針の方が断然喰いはいいです。理由は簡単です。コマセが出るカゴに近いからです。

釣り人は佐久間名人、40cm以上はありますね。自分には40cm超は来ませんでしたので撮らしてもらいました。

2018年8月20日(月)

午前シロギス釣り   シロギス23尾、イシモチ5尾

曇りで北東の風朝はひんやりするくらいの天気でした。釣り始めてすぐに雨が降って来てしまいました。すぐに雨雲のない横浜沖に戻って来ました。ここでは雨はなく、11時まで釣りができました。上げ潮があまり通らずにバタバタ釣れることはなかったですが、いろいろな外道が釣れて面白かったです。外道はイシモチ、ホウボウ、ハナダイ、サバフグそれにカワハギなどです。タイにしてもカワハギにしても小さいので放流しました。

海の中ではもうすでに「秋」が来ていますね。

 

2018年8月19日(日)

午前アジ釣り   中乗り

今日もお手伝いで乗っていました。昨日までのアジの喰い方ではなく惨憺たる結果です。お客様は慣れない方が多かったので、少し浅い場所で練習がてら小ぶりのアジを狙おうという船長の判断でした。小ぶりですがアジを皆さん数匹釣ったところで僚船から「喰っている」と連絡が入りすぐに本牧沖に戻りましたが、その時点ではもう喰いは止まっていました。上げ潮はまだ通っている感じはありましたが、表層だけだったのでしょう、期待した喰いはありませんでした。少しの間だけいい思いをした僚船の方は10から15匹程度は釣ったようです。

魚が喰ってくれる時にはいくらでも釣り方のアドバイスはできますが、今日のように渋い時はアドバイスしようがありませんね。

2018年8月18日(土)

午前アジ釣り 中乗り

アジ船二艘出船したうちの一艘に乗っておりました。朝行ってすぐはまとまった喰いはなくポツポツ程度でした。9時半過ぎてから途端に喰い始めて一時は入れ喰い状態になってしまいました。アジの型は大きく35cmから40cm弱がほとんどでした。他に大サバが掛かりましたが、殆どの方はハリス切れです。やっと釣れたのは50cm超え1kgは優に超えたマサバでした。40cmくらいまでなら切られずに取れます。

アジが喰い出して来ても当たらない方は道具が底から持ち上がっていないからです。タルミをとってしっかり仕掛けを持ち上げてからコマセを振らないと釣れません。他の場所でやっているそうですが、「底に着いたらその時点でコマセを振り、リール二巻きほどしてまたコマセを振るそれからリールを二回巻いてコマセを振る。。。」。このような釣り方は本牧沖では通用しません。この釣り方は底が何の変化もない場所で比較的小さいアジを釣る時に行う釣り方です。この方法を本牧沖でやると、すぐに根掛かりするかカサゴが喰ってしまいます。

底には大きな石がゴロゴロしている場所で釣りをしているのだということをよく頭に入れておいて下さい。底からチョロチョロコマセを撒いて誘ってくるような方法では大きなアジは釣れません。しっかりと仕掛けを2m持ち上げておいて、それから濃いコマセを撒くことを心掛けて下さい。

大きなサバや40cm超のアジを狙う方は上質なハリスと生ゴムのクッションゴムを使用すべきです。また、長いハリスは逆に喰いはよくありません。コマセの煙幕の中に針をおくと考えたら、長いのがよくないのは理解できるでしょう。

クッションゴムの話は次回に・・・

2018年8月17日(金)

午前アジ釣り    アジ32尾(最大37cm)、サバ3本

水曜日、木曜日とあまり釣果が出ていないようなので、ちょっと気掛かりでしたが、行って見ました。昨日までの南風の強風とはガラリと変わって北風がかなり強かったです。釣りをしている時には船は風に向けるので、朝のうちの上げ潮時では風と潮が正反対でしたので波も立つのです。ですから、タナを取るのがかなり難しかったです。風が強くて波もあるので船がじっとしていなくて、慣れない方にはタナを取るのが難しかったです。

ですが、魚の喰いはものすごくしっかりとタナが取れていればすぐに当たりはありました。しかも、魚の型は大きかったです。私は最初の30、40分は慣れない方たちの面倒を見ていたので自分の道具は下ろしていません。上げ潮が止まって下げ潮になってからはメチャメチャな喰いでは無くなりましたが、当たりは途切れませんでした。

この週末は強い風も収まりそうなので、アジ釣りには絶好ですね。

潮と風が逆の時にはしっかりと底ダチを取ることが重要です。底に着いてもしっかりとタルミを取らなければ、ビシオモリは底から離れません。いい加減なところでコマセを振ってもビシオモリが底から離れていなければコマセを撒く意味がありません。オモリが底に着いてもすぐにタナ取りの為にリールを巻くのではなく、まずしっかりとタルミを取ることが大切です。それからタナ取りのためのリールを巻く操作です。また、一度タナを取ったからといって、そのままただ待っているだけではダメです。一振りで喰ってくれればいいのですが、次にコマセを振ろうとする時には一度底まで仕掛けを下ろしてタナを取り直してからコマセを撒くようにしましょう。

あと少しで外れそうです。

2018年8月14日(火)

午前アジ船 中乗り

今日は南風がそよそよ吹いていてそれほど暑さは感じませんでした。朝行ってすぐには思ったような喰いはなかったです。あちこち転々としましたが、続けて喰うような威勢はありませんでした。9時半過ぎてから釣れ出しました。しかも型の大きいアジが多かったです。一時はビシが下から持ち上がってさえしていれば喰って来ていました。