2018年8月26日(日)

午前アジ釣り 中乗り

今日もお手伝いで乗っておりました。昨日とは打って変わっていい凪でした。慣れない方が多い方の船に乗っておりました。朝行ってすぐは練習のために少し浅めで引っ掛かりのない場所で仕掛けの投入時や魚の取り込み時の注意点を一通り教えました。最初は下に着いたのもわからない方も何回かやっているうちにはわかるようになって来ました。そこで釣れるアジは小ぶりが多かったです。

皆さんある程度は釣り方に慣れたのを見て、大きなアジの釣れる場所に行きました。この場所は岩礁地帯ですので、底に着いたままに放っておくとビシや仕掛けが引っ掛かってしまいます。底に着いたらすぐにタルミを取り2m持ち上げます。レンタルのリールで4回巻きます。ここでコマセを振り出します。それからレンタルリールなら2回巻きます。都合6回巻いたのでこれで底から3m持ち上がったことになります。コマセの煙幕は20秒から30秒もすると消えてしまいます。ここでまたコマセを撒きたいところですが、深さが変わっている可能性があるのでタナを取り直します。そうです、仕掛けを底まで落として再び巻き上げます。それから強くコマセを撒きます。一度のコマセを撒くための竿を振る操作は普通2回ほどです。やっても3回。1m以内の狭い幅にコマセの濃い煙幕を作るようなイメージで竿を振ってください。タナを取り直してからコマセを振る操作は3度ほど行えば、殆どコマセは出切ってしまいます。ここまでやっても当たりが出なければ、上げてコマセを詰め替えます。

皆さん、最初は慣れない方でも大きなアジを釣っておられました。今日のアジの喰いは下ろせば釣れるというほどではなかったですが、底から2mほどしっかりとビシオモリが持ち上がって、そこでコマセの濃いのが出ればすぐに当たりはありました。

今日釣りをしている時に カツオのエボシ が道糸に引っ掛かって来ました。

通常水面に浮遊しているものですが、長い青い触手が道糸に巻きついて来ました。このカツオのエボシは刺されると毒を持っています。道糸に引っ掛かって来たりしたら、素手では決して触らないでください。触手は長いものだと50cmくらいあります。タオルで拭ったならばそのタオルはすぐに捨ててください。普通のクラゲの仲間ではありません。ヒドロ虫の仲間に入る刺胞動物です。透明な浮き袋の部分が烏帽子(エボシ)に似ていることからカツオのエボシと呼ばれています。青い触手には十分注意してください。