2019年6月28日(金)

梅雨時のアジ釣り         Instagram  tadakuni744 も見てください

このところ、アジの喰いは好調です。型のいいアジに混じって時々大きなサバが喰うことがあります。細いハリスだと切られてしまうかもしれません。私はハリス1.75号に10号の針を付けた二本針で釣っています。三本針の方がたくさん釣れると思うかもしれませんが、実情はトラブルが多くてあまり使い物になりません。アジが針掛かりすると大きさにもよりますが、かなり暴れます。ここで近くの針を巻き込んでグシャグシャになってしまうことが多いです。ほつれたハリスを直したりするのに時間が掛かってしまいます。二本針の方がはるかにスンナリと仕掛けの再投入ができます。二本針仕掛けを自分で作成する場合の注意点を言ってみます。

仕掛けの長さは2m以内。3mとか4mのハリスに何本も針を付けている方を見かけますが、長いハリスはビシアジ釣りでは無用です。理由はコマセを撒く釣りだからです。ビシアジ釣りではコマセをチョロチョロと撒くようなことはしません。他のコマセ釣りとは違うのです。しっかりとコマセの煙幕を作って、その中に自分の仕掛けの針を紛れ込ますことによりアジを釣るのです。二本ある針でも上の針の方が喰いはいいのです。理由はコマセに近いからです。濃いコマセが撒かれると、アジはそれに向かって競ってコマセを喰おうとします。チョロチョロとしたコマセではアジは突進して来ません。2mのハリスの先端に当然針が付いています。もう一つの針をどのへんに付けるかが問題です。下の針のすぐ近くに付けるとダブルの確率は高くなりますが、いつもそうなるとは限らないからです。やはり1m前後のところに付けるのがいいのではと思います。

クッションゴムを付けるとしたら、長さが30cm以内のものを付けるべきです。実はない方が喰いはいいのです。理由はコマセカゴから針が離れるからです。ですが、大きなアジやサバが掛かった時にはクッション無しではちょっと怖いですね。