2019年6月6日(木)

アジの針について 仕掛けの長さについて

通常、アジの仕掛けを作るときに選ぶ針はムツ針ですね。二本針で仕掛けを作るときには、私は上の針を赤にすることにしてます。下の針は金でも銀でも。。。

一度使った針はそのままでは決して使えません。必ず水洗いををすること。これなしで使うとすぐに錆びてしまいます。それともう一つ大事なことがあります。それは針の返しです。この返しはとても微妙なもので、すぐに取れてしまいます。使う前によく注意して見てください。型のいいアジをたくさん釣った後、バレが多くなってきたら、この返しを見てください。ツルツルになってしまっているかもしれません。

自分で仕掛けを作るときに注意して欲しいのは長さです。通常、二本針です。長いほうが喰いがいいだろうと思って長くしていませんか?3本針で3m近くにしていませんか?それは全く意味がありません。何故なら、アジ釣りはコマセでの釣りです。イワシのミンチをコマセて、それで釣るのです。コマセを広くパラパラと撒くのではありません。狭い範囲に濃く撒くのです。濃いコマセの煙幕に突っ込んできたアジがそのそばにある針の付いた赤タンを口に入れるのです。二本の針のうち、どちらが喰うかわかりますか?コマセカゴに近い上の針です。アジの型が大きくなっても、これは同じです。コマセマダイ釣りと同じと思わないでください。釣り方が全く違うのですから。。。ですから、クッションゴムを付けるにしても長いのは禁物です。長くても30cm以内です。長いウレタンのクッションゴムを付けている方がいますが、全くの逆効果です。ウレタンのクッションゴムなど付けていてもクッションになりません。ジワっと伸びるものは付けている意味がありません。ジワっとではダメなのです。瞬時に伸びるものでなくてはいけません。それと復元の速さです。

クッションゴムを付ける効用に付いてはここではとやかく言いません。話が長くなるから。。。