2017年4月30日(日)

午前アジ釣り中乗り

午前アジ船が二艘出たので、お手伝いで乗ってきました。朝行ってすぐに当たりが出ていました。その日によって魚の型が違うようで、今日はいい型のアジがほとんどでした。様子がわかっている方はすぐに釣り上げておりましたが、慣れていない方は釣り方を教えるまでは当たりが出ていませんでした。でも、教えに忠実な方はちょっとしたらすぐに魚が掛かり始めました。

コマセをただやみくもに撒くのではなく、底からしっかりとタナを取ってから撒くようにしてください。黙って見ていると、コマセカゴがまだ底に着いたままなのにそこでコマセを振っている方が見受けられます。オモリが底に着いたらすぐにタナを取るためにリールを3回ないし4回巻いてもオモリはまだ底を離れていないことが多いです。なぜなら道糸が底に着いてからタルミを取らないでリールを巻いても、タルミ分しか巻ききれていないからです。コマセカゴがまだ底近くにあるのに、いくらコマセを撒いても無意味です。

それに皆さんはコマセの撒き方方が弱いです。撒く幅は70、80cmでいいですからちょっと強めにゆっくりと竿を振ってください。一度竿を振ってオモリが下に行かないうちにすぐに竿を振るのではなく、オモリが下へ下がったのを確認してからちょっと強く竿を振ってください。竿を持ち上げて振る操作は2、3回です。10秒から15秒くらい待って当たりが無ければ底までオモリを下げてタナの取直しです。こういう操作を3回ほどやるとコマセが出つくしてしまうので、仕掛けを上げてコマセの詰め替えをします。もし、コマセが残っているようなことであれば、それはコマセの振り方が弱いということです。小さいコマセカゴですのできっちりとタナを取ってから振るように心掛けてください。ビシアジ釣りの基本中の基本です。底から1.5mから2mのところでコマセの煙幕を作ってやり、その煙幕の中に自分の仕掛けの針を漂わせてやるイメージです。

今日は朝のうちは25cmから30cmくらいの魚が多かったですが、帰り際にはもう一段と型が大きくなり、35cmから40cmくらいの魚が多かったです。これくらいになると流石にタモを使わないとバレてしまうことが多いです。抜き上げてしまっている方もいましたが、慎重にタモを使った方が無難です。それにクッションゴムも付けておいた方がいいです。

今日来られた方たちは皆さんいい思いをされたのではないでしょうか。。。