2018年1月24日(水)

ライフジャケットの着用義務

国土交通省によるライフジャケットの安全基準
ここでは小型船舶における救命胴衣の安全基準を紹介いたします。小型船舶用救命胴衣の性能要件は、小型船舶安全規則第53条に規定されています。以下に、その主な項目を列記します。

  1. 誤った方法で着用されないように作られたものであること。
  2. 浮力 7.5kg以上(体重 40kg未満の小児用は浮力 5kg 以上、体重 15kg未満の小児用は浮力 4.0kg以上)
  3. 非常に見やすい色のものであること
  4. 顔面を水面上に支持できるものであること
  5. 笛がひもで取り付けられていること

ボンベ等により膨脹させて浮力を得るものの場合は、上の各要件に加えて以下の要件が掛かります。(膨脹式)

  1. 索を引くこと等の方法により、膨脹するものであること
  2. 口で充気できる給気口が取り付けられていること

来る2月1日からライフジャケットの着用義務が課されることになりました。これまでは12歳未満の子供だけに着用義務がありましたが、2月1日から全ての乗船者に着用義務が課されます。着用していないとその船の船長に処分がなされるので、「俺はいらない!」とは言えなくなりました。

持っていない方は船宿で借りることはできますが、かなりの頻度で釣りをなされる方はこの際購入した方がいいと思います。

私は以前横須賀、湘南方面へも釣りに行っておりましたので、持っております。初めて購入を予定している方の参考になればと、ちょっと調べてみました。

これが私の持っているライフベストです。海水に浸かると自動膨張するタイプです。国土交通省の規定にあっているのか今まで確認していませんでした。このタイプは膨張すると黄色になります。浮力は10kgとなっています。自動膨張しないときに手動で膨張させるトリッガーが下の方についています。また、膨らみが足りないときに口で充気できるパイプもありました。それと笛なんか付いているのかと疑問でしたが、ちゃんと付いておりました。映画「タイタニック』の中で主人公の女性が救助ボートに向かって笛を吹いていたのを思い出しました。

購入するときにあれこれ調べるのが当たり前なのでしょうが、これさえ確認すればいいというものがありました。下の写真です。

この桜のマークを確認しておけばいいそうです。国が定めた形式承認試験に合格していると上の写真のマークが表示されています。