2017年5月7日(日)

クッションゴム

この連休中はアジ船の中乗りを頼まれて、3・4・5日の午前と午後と6日の午前船にアシスタントとして乗っていました。慣れない方たちのお世話をするためです。ちょっと見ていると、慣れたいる方たちと慣れていない方たちの差はすぐにわかります。慣れていない方たちの中には仕掛けが底に着いたかどうかもわからない方もいますので、その辺から教えていきます。でも、すぐにやり方を掴んで来て一人で釣りをできるようになる方がほとんどです。

そばで見ていて、わかっていると思われる方たちには何も言わないようにしています。こちらから偉そうに教えてやるというような態度は決して取らないように気を付けています。そういう慣れている方たちの中にはちょっと首を傾げたくなるような道具立てをしていらっしゃる方も見受けます。

ビシ釣り仕掛けの針数は多くても3本です。それ以上は手前マツリなどのトラブルが多くて、たくさん付ける意味がありません。ハリスの長さが3mから4mと長い仕掛けを自作なさっている方もいるようです。アジビシのコマセ釣りはコマセカゴに近いほど喰いがいいのです。ビシよりわざわざ離す意味はありません。通常は2本針で2mが一番喰いがいいと思います。3本針なら2m20です。

クッションゴムの長いのを付けていらっしゃる方も見受けられます。長いのは逆効果です。クッションを取り付けることによって仕掛けが長くなってしまいます。大きいのが掛かった時の対策としてクッションゴムを付けているのでしょうが、それ以前に魚が喰ってくれなければ話になりません。クッションゴムを取り付けるとしても長くて30cmのものまででしょう。それに太くて丈夫なものも取り付ける意味が全くありません。魚が掛かった時に伸びてくれなければいけないからです。また、10cm程度の短い申し訳程度のゴムを付けている方もいますが、あまり付けている意味がないと思います。しなやかに伸びるとは思えないからです。

打木屋特製の生ゴムのクッションゴムです。