2024年4月21日(日)

午前アジ釣り 中乗り

今日はお手伝いで午前アジ船に乗りました。朝からよく釣れました。慣れないレンタル竿の方がほとんどでしたので、サラッと教えるのではなく、じっくりと教えました。最初に大事なことを言っておかないと一人で放っておけないからです。皆さん若い方ばかりでしたので、よく注意点を聞いてくださり守ってくれたのですぐに一人で釣りができるようになりました。

本牧近辺でアジ釣りをするときに注意しなければいけないのは海底が岩礁地帯だということです。コマセを底につけてすぐにコマセを撒きながら仕掛けを持ち上げてくるような釣り方はここではやりません。こういう釣り方は海底が砂地か泥地の場合です。本牧近辺では底に仕掛けを着けてそのままにしておくと、海底に針掛かりしてしまったりカサゴが喰ってきてしまったりします。海底に仕掛けが着いたら即タルミを取り持ち上げることが大事です。船長から「ここは底から3mでやってください」と言われたら、オモリが着底してすぐにタルミを取ります。タルミが取れたら即座に2m持ち上げます。レンタル竿の場合は一巻き50cmなので4回巻きます。ここでコマセを撒きます。コマセの煙幕を作るくらいの気持ちでかなり強く。撒く幅はせいぜい1mくらいの幅でいいです。二度ほど強く撒きます。そうしたら、リールをもう2回巻きます。これは自分が撒いたコマセの煙幕の中に自分の仕掛けを入れるために1m持ち上げているのです。リールを4回と2回合わせて6回巻きました。これで船長が指示した3mになっているのです。そしてしばらくこのままで待ちます。いくらコマセを撒いても10秒か20秒もすれば消えてしまいます。潮が流れているからです。長くても30秒待って当たりがなければ、ここで再度底に仕掛けを下ろします。そうです、タナの取り直しです。そして最初の操作を繰り返します。この操作を4回ほどやっても当たりがなければ、仕掛けを上げてコマセを詰め直します。コマセカゴにまだコマセが残っていたなら、それはコマセの撒き方が弱いということです。

慣れない方は釣り方の基本を教えますので、遠慮なく聞いてください。そのために中乗りが乗っているのですから。

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