2013年10月22日(火)

ワラサ泳がせ仕掛け

昨日釣り上げた思いがけない大物に対して、多くの方からお祝いの言葉をいただきまして有り難うございます。釣り師にとってこんなうれしいことはありません。

釣った本人もタモで取り込んでくれた佐藤氏も堂々たるブリの姿にびっくりしました。

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また、どんな仕掛けで釣ったのかとの問い合わせが多かったので、自分の仕掛けを公開します。

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まず、三つ又サルカンにハワイアンフックを介してオモリを取り付けます。オモリを取り付けるだけですので、ハワイアンフックでなくてもダブルスナップでも結構です。三つ又サルカンの横にでているリングにハリスを直接縛ります。私はシーガーエース10号を2m10cmに切って両端を結ぶのに10cm使うと考えて2mになるようにしてます。この2mというハリスの長さは魚を取り込むときに竿先まで巻き込んで竿を持ち上げるとすくってもらうのにちょうどいいからです。ハリス3mだと竿を置いて自分でハリス部分をつかまないとタモに入れられません。それに3mハリスだと他の方とのオマツリが多いのです。

道糸PE4号をスナップ付きより戻しを介して三つ又サルカンの上部に取り付けます。このとき絶対にインターロック式のスナップは使ってはいけません。インターロック式の突起部分にハリス糸が当たるとスナップは簡単にはずれます。天秤等は一切付けません。こんな余分なものを付けるとすぐに絡んでしまいます。針に付いているアジが泳ぐのでできるだけ絡まないようにとの配慮からです。

針はヒラマサ針の14号です。ハリスを直接針に結んでもいいのですが、サワラなど歯の鋭い青物もいると考えてケプラーの10号を使ってダブルで針を結んでいます。針を結んだ後できるだけ締めておいて軽くアロンアルファを付けます。

泳がせるアジは背がけにします。タナは通常底から5m〜6mです。道糸のマーキングを参考にしてタナを取ります。あとはロッドホールダーに掛けて待っているだけです。当たりがあってもすぐに合わせる必要はまったくありません。竿先が引き込まれるまで待つ事が大事です。リールのドラッグ調整は必ず釣り始める前に調整しておいてください。魚が掛かってからでは調整は無理です。

以上ですが、他に疑問点があったら連絡下さい。