2020年12月5日(土)

リールの整備

このところ、リール整備の依頼が増えて来ました。10年以上使った電動リールの調子がおかしくなったので釣り道具屋さんへ持っていき修理に出したら、もう修理ができませんと言って戻って来たので、私のところへ来たケース。もう一つのケースはまだそれほど古くはないリールの調子が悪くなって修理に出したら、3万近い修理費を見積もられたので辞めてこちらへ出すという方もいらっしゃいます。

私のところで治せるのは、電動リールならメカニカルな部分だけです。液晶の表示が消えてしまっているとかモーターが作動しないというようなトラブルはIC Moduleの中での不具合であって、私にはどうすることもできません。

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2020年12月3日(木)

カウンター付きのリールの水深表示

電動リールならば水深の表示が出ないことには使えませんが、普通の両軸リールでもカウンター付きのものがかなり出回っています。

ディジタルで表示が出ているのですっかり信用してしまいがちですが、実は狂って表示されているのに気が付きませんか?

釣り道具屋さんで電動リールを購入したときに糸も一緒に巻いてもらう方が多いでしょう。一定のテンションを掛けて巻かないといけません。緩く巻いてしまうと、次に巻く時に糸が食い込んでしまい、フリーにして下ろすときに引っかかったようになってしまいます。

釣り道具屋さんでは巻いた糸の長さをしっかりとリールに覚え込ませています。そうでないと、フリーにして下ろしたときにメーターの表示がいい加減になってしまいます。リールの糸巻きのロジックではスプールの回転しかわかりません。スプールの直径は糸を巻いてくるとどんどん大きくなって来ます。スプール1回転でいくら糸が巻けるかはその時のスプールの直径で決まって来ます。

釣りをしているときに、何かのトラブルで糸を切ったとします。切った糸が20mだとしたら、まだその時点ではリールのメーター表示は20mのままですね。これをこのまま使ってしまうと、電動で巻き上げると必ずトラブルが起きます。糸が巻き切っても表示は20mのままでまだ巻こうとします。放っておくと竿が折れてしまいます。ですから、糸を切ってしまったら、必ずリセットをして表示を0にしておかなければなりません。

リセットを掛けたらそれで元に戻ると思いますか?答えはノーです。なぜなら、リールの直径はフルに巻いていた時とは違い、20m糸を出した時の直径で元のよりもわずかながら小さくなっています。ですから、液晶の表示が30m出ていたとしても、実際には30m出ていません。ここでリールの液晶表示と実際の糸の出方に誤差が出てきます。糸をどんどん切って短くしていくと、もう液晶の表示と実際の糸の出方とは大きく違って来ます。

巻く糸の調整を新ためてしなければなりません。太さの違う糸を下糸に巻いていたとしたら、上の糸を巻き始めるときに設定をし直さなければいけません。結構、面倒なことになってしまいます。

最近のPEの糸は10mごとに色を変えてあるのが普通です。10mごとに色が変わり、50mをすぎるとまた最初の色になります。そうです、5色です。そして、1mごとにマーキングがしてあり、5mではまた違うマーキングがしてあります。ですから、糸の色を見ていれば、実際の糸の出方がわかります。これは誤差はありません。液晶の表示は参考にしておくくらいでいいのです。

液晶の表示と実際の糸の出方をピッタリと合わせるには設定のやり直しをしなければなりません。仕様書をよく見てやるのはかなり大変です。

2020年11月24日(火)

毛針

この針は大サバ用の毛針です。ウィリーを巻き付けました。ハリスは3号に針はムツ針15号太地です。寸法はアジの仕掛けと一緒です。この仕掛けも二本針にしました。クッションは敢えて付けていません。

大きなサバを釣って、サバの棒寿司にしたいです。

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2020年11月20日(金)

両軸リールの整備

最初の写真はメインギアの上に入っているドラッグワッシャーの上に被せるドラッグカラー(いわゆる蓋)です。

ここの円周部分の一部にスプリングと音出しピンが仕組まれています。ドラッグが効くとカリカリと音が出るようになっています。この音出しピンをセットしようとしています。腕時計のリュウズよりも小さくなっています。

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2020年11月17日(火)

電動丸3000番台の修理

シマノが整備を受け付けないかなり年代ものの電動リールに電動丸3000番があります。この電動丸の故障の中で飛び抜けて多いのがクラッチ関係のトラブルです。

上の写真でクラッチカムの一部が壊れているのがわかりますでしょうか?白い色したクラッチカムの左下にバネが見えると思います。その上に銀色したクラッチ爪の左側部分に丸くなった箇所がありますね。実はそこにもう1箇所のバネが掛かるのですが、クラッチカムの一部が折れてしまっているのでバネもどこかへ飛んで行ってしまっています。他はなんともないのにクラッチカムの一部が折れてしまっていることがかなり多いです。

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2020年10月28日(水)

リールの整備

このリールはダイワT Dジリオン100P -CCというベイトリールです。操作性能はすこぶる良く、クラッチのオンオフもカチッとしていて使っていて楽しいリールです。

ライトアジ用に使っていますが、度重なる使用で少しガタが来ていたのでオーバーホールしてみました。特に悪いところはなく、2箇所ほどベアリングを交換しただけで再組み立てしました。一番下の写真はドラッグ部分です。金属のステーターにカーボンワッシャーまたステーターにワッシャーとカーボンワッシャーが3重に入っており、メインギアの下にもカーボンワッシャーが入っています。この小さいリールでのドラッグシステムは万全です。ワッシャーにはドラッググリスを塗布しました。

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2020年10月27日(火)

竿のガイドの補修

一番根本に近いガイドのシリコンリングが取れてしまいました。金属の枠のみ残っていて、これではカミソリの上で道糸を擦っている感じです。放っておくとP Eの道糸がボロボロになってしまいます。PEはより糸なので、ちょっとでも傷つくとすぐに弱くなってしまいます。

シリコンのリングが取れてしまっています。

枠の内側にシリコンリングの入ったガイドを取り付けました。

エポキシ樹脂をコーティングして終了です。

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2020年9月22日(火)

タチウオ テンヤ

先週タチウオ釣りに行って、テンヤ釣りをやってみました。最初のうちは当たりがあってもなかなか掛けられずどうしたものかわかりませんでしたが、小さく動かし続けていると竿を持ち込むように掛かることがわかりました。いろいろなパターンの合わせがあるでしょうが、そのままじっとしていると間違いなくイワシはボロボロにされるだけです。とにかく、イワシが逃げる姿を想像してコチョコチョ動かしていると掛かります。口に掛かる事は稀です。エラかアゴの部分に掛かることが多いので引きはすごく強いです。

しかし、掛かっても最初の3本は途中で外れてしまいました。なぜだかわかりませんでしたが、後でわかりました。針の「返し」が小さくて微かにしか出ていませんでした。

上のテンヤがハヤブサ製、下のはオーナー製です。下の針のほうがしっかりと「返し」が出ています。これに換えたら、バレはなくなりました。

購入するときに「返し」を確認したいのですが、保護チューブが掛けられていてよく見えません。大事なところなのに。。。

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2020年9月6日(日)

リールの整備

シマノの電動リールで10年以上経過したしたものの整備をよく頼まれます。モーターや液晶表示などは治せませんが、クラッチやレベルワインダーなどの不具合でこちらにくるものが多いです。

上の写真は電動丸3000番台のクラッチカムです。どの部品も左側の突起部分が折れてしまって、バネが飛んでしまっていました。三つとも、ハンドルを回してもクラッチが入らないトラブルです。交換するのはかなり面倒ですが治ります。部品も持っています。クラッチが入らなくなってしまって、困っている方は一度連絡ください。メーカー修理は受け付けてくれないでしょうから。ここさえ治せば、まだまだ使えるでしょうから。。。

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2020年8月25日(火)

リール整備

珍しいリールの整備を依頼されました。かなり古いリールで、ドラッグがレバーによる方式です。動きがぎこちないという理由での整備ですが、年代物のリールでもきれいに使われています。

ベアリングだけの交換で済みました。

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