2020年3月26日(木)

リール整備について

今まで手巻きの両軸リールとスピニングリールのみの整備を手掛けておりましたが、4月から電動リールも修理請け負うことにしました。しかし、IC回路内蔵部分や液晶表示部分は私にはできません。メカニカルな部分のみです。今までも親しいお友達の中では電動リールの整備はやっておりました。電動リールの整備料金は3,500円とさせていただきます。

ダイワのスピニングリールでマグシールド機構搭載のリールも整備することになりました。磁性体オイルはすでに入手しております。

これまで、修理を請け負うときに古い機種などでメーカーが修理受付を断って来たものを、私も同様の理由で断ってしまうことがかなりありました。部品手配ができないからです。しかし、これでは皆さんのお役に立てないと思いました。ここは整備を請け負って何とかするのが私の使命と思い、どんなものでも請け負うことにしました。請け負ったところで私には如何ともし難いのであれば、無償でお返しするということにしました。皆さん、よろしくお願いいたします。

Instagram  tadakuni744   でも見られます。

2020年3月9日(月)

リールのボールベアリング

少し年季の入ったリールでも、ちょっとした気遣いで長持ちさせることができます。でも、ボールベアリングだけはある程度使い込むと換えてあげないと所定の性能が得られません。いいリールになればなるほど使ってあるボールベアリングの数は多くなっています。ボールベアリングがサビや塩ガビで動かなくなるとリールの回転は悪くなります。動かなくなったボールベアリングでしたら交換すればいいのですが、そのまま放っておくとボールベアリング自体が壊れてしまいます。こうなると厄介です。新しいボールベアリングを交換しようにも、壊れた以前のボールベアリングがなかなか取れないからです。

ちょっと回転が鈍くなって来たら早めにボールベアリングを交換するようにしましょう。

二つ穴が空いているその間にハンドルシャフトを立てる穴があります。今のこの写真ではハンドルシャフト底部のボールベアリングが破壊してしまってその外周部分だけが残っています。この外周部分を取り去らない限り新しいベアリングを装着できません。これが厄介です。ベアリングの外周部分はサビで固着してしまっていて簡単には外れません。

この写真の左側にある破片は何とか取り去った後の残骸です。右の錆び付いたボールベアリングはピニオンベアリングです。すぐに取り外せましたが、全く動いていません。

整備し直したリールはフリーにするとヒューンという音を出して気持ちよく回転しています。

Instagram  tadakuni744  でも見られます。

2020年2月27日(木)

リールの整備

上の写真はシロギス釣りに使っていて、少し仕掛けをキャストした時にバックラッシュしてスプールの外側に糸が巻きついてしまったものです。右側カバーにスプールの軸の延長線上にあるツマミ(メカニカル ブレーキ ノブ)を緩め過ぎたために糸の出以上にスプールが回転してしまったために起きる現象 バックラッシュが原因です。ですが、締め過ぎると糸がすんなりと出ていきません。その加減を誤るとこんなことになります。それ以外の内部には不具合はありませんでした。

船でのシロギス釣りにはほとんどの方がスピニングを使っていますが、私も両軸リールを使っています。理由は投げる操作が簡単だからです。クラッチを押さえながら片手で投げられるのでとても使いやすいです。このメカニカルブレーキノブの調整だけをしっかりとやっておけば、問題なく使えるからです。

Instagram  tadakuni744   でも見られます。

2020年2月17日(月)

竿作り

自分がアジ釣りに使っている穂先の柔らかいグラスソリッドの竿をお友達にも使ってもらおうと思い、作り始めました。

まず、グラスソリッドを購入しました。穂先径1.2mm・元径7mm・長さ1.5mのものです。それと、リールなどを取り付ける竿の元部分いわゆるバットが必要になります。7mmのグラスソリッド元部分がきっちり入るのを探し出してきます。釣道具屋さんでは単品で売っています。私は打木屋に釣りに来られた方で竿を折ってしまい、そのまま放って置かれた竿をもらって来て再利用してます。でも、自分が作ろうとしている竿の元の部分がぴったり合うのはなかなかありません。あとは自分でグラスソリッドの元の部分を削ったり、バットの部分も削ったりしてうまく合わせます。この時に役に立つのが、祖父が遺してくれたいろいろな種類・形のヤスリです。

祖父の時代では竹竿が主流でしたが、素材がグラスやカーボンになった今でも使えます。

最初はグラスの元がバットに全く入りませんでしたが、両方を削って何とか入れることができました。

グラスの元はバットの中に10cm入れてあります。ボンドを付けて差し込んだところです。

私も昔は極鋭などを買いまくりましたが、今は自分で作れるものは何でも自分で作ろうと思い始めました。釣りの仕掛けはもとより、チドリ天秤まで自分で作っています。リールの修理は人のリールを頼まれれば直します。請け負うのは手巻きリールだけですが、自分のは電動でも直します。

今週はこの竿を仕上げようと思っています。それと自分のリールの整備も貯まっています。頼まれた人のリールを先にやっているものですから、自分のが後回しになっています。

こんなことをやっている時が一番楽しいですね!  Instagram tadakuni744

2020年2月13日(木)

製造中止になったリールの修理

私のところに持ち込まれるリールは製造中止になったリールが多いです。シマノのカルカッタやダイワのミリオネアなどのいいリールは製造中止になったバージョンでも、何とか直せますね。そのリール固有の部品が必要になった時には苦労しますが、ボールベアリングが動かなくなった場合にはいくらでも他のメーカーというかベアリング専門メーカーから調達できます。もっとも、サイズは多岐に渡っていますが。。。私はNSK(日本精工)のベアリングは揃えてあります。

高級なリールであればあるほど、固有の部品が壊れることはあまりありませんが、ベアリングはすぐに不良になってしまいます。時にはボールベアリング が取り外せないほど癒着してしまっていることがかなりあり、外側のケースがくっついたままということもかなりあります。メーカーではARB(Anti Rust Bearing)とかCRBB(Corrosion Resistant Ball Bearing)などと銘打ってサビに強いと言っていますが、名前倒れですね。

両軸リールではハンドルが逆転しないように、ハンドルシャフトにワンウェイクラッチという名のローラーベアリングを使っているリールが多いです。このローラークラッチ は壊れやすいです。ここが壊れると、ボールベアリングのように他の専門メーカーから調達ということもできません。リールのメーカーも製造中止になった機種の部品は6年過ぎると取っておきませんので、困ります。ちょっとおかしいと思っても、換えの部品が調達できない時にはひたすら洗浄して、何とか使えるようにしています。

とにかく、いくら高価なリールでもサビには勝てませんから、時々は整備に出すようにした方がいいと思います。動かなくなってからでは遅いですよ。

いいリールほど外れやすいバネは使っていません。この写真のリールは外れやすいバネを使っていますね。カバーを開けただけで、どこかに飛んで行ってしまうリールもあります。

2020年2月6日(木)

リールのオーバーホールの薦め

しばらく使っていないリールのオーバーホールを頼まれて、リールを開けて見ました。オーバーホールだけだから綺麗に洗浄してグリスアップしてやればいいと思っておりましたが、そうではありませんでした。

ボールベアリングと固有のパーツ2箇所に腐食によるものと見られる不具合が見つかりました。このリールをこのままで再び使い始めたら、すぐに動かなくなってしまいます。

上の写真はピニオンギアのところにあるボールベアリングです。腐食と汚れで全く回転しません。でも、これはまだいいほうです。中の状態はダメでも外側の形状はそのままですから。この状態から悪化した場合はケースが壊れてしまい、中から小さなボールが出てきてケース自体の破片と一緒にリンケージに引っ掛かってしまいます。そうなると、歯車の歯に挟まってしまって、ギアを傷つけてしまいます。

少しでもリールの状態がおかしいと思ったら、すぐにメンテナンスに出すことを薦めます。釣具店を通してメーカーに修理に出したら、新しく買った方がいいくらいの値段を取られます。それに日にちも掛かるし。。。

Instagram tadakuni744   でも見られます。

 

2020年2月1日(土)

アジ竿作り

昔のように深いところのアジ釣りには130号のビシを使っていましたから、竿もその重さに耐えられるのでなければならなかったです。でも、今は40号か50号の軽いビシを使っていますので、竿を硬くすることは必要なくなりました。何と言っても、魚が掛かった時に竿が柔らかい方が面白いからです。しかし、柔らかい竿に欠点が一つあります。それはコマセが出にくいことです。このことを理解して柔らかい竿を使うのだったら、アジ釣りの醍醐味を満喫できます。

こういう竿を自作するのはそれほど面倒ではありません。メインになるのはグラスソリッドで1.5mの長さのものを買ってきます。どのくらいの柔らかさにするのが自分に合っているかはその人の好みです。私は元径7mmを使いますが、8mmになると市販の竿と同じような硬さになります。バットの部分はそれだけの部品として釣り道具屋さんに売っていますが、私は折れた竿などをいただいてきて使っています。あとはガイドです。ガイドは竿先から手前まで13個から14個使います。他の竿に付いていたモノでも結構ですが、トップガイドだけは新品のいいのを使うべきです。PEの道糸が当然擦れるので、安物を使うとトップガイドの糸が当るところに溝ができてしまいます。こうなると、糸が擦れてボロボロになってしまい、強度が極端に落ちますので注意してください。

Instagram  tadakuni744  でも見られます。

2020年1月29日(水)

リールの整備

整備を頼まれたリールを開いてみると、いろいろですね。動かなくなってから整備に持ち込む方とちょっとだけ不具合が出てきたらすぐに持ち込む方と別れます。

下の写真はクラッチが動かなくなってから持ち込まれたリールです。

クラッチのリンケージの下の部分が塩で固まっています。これでは動きません。こうなる前に整備に出した方がいいと思いますが、、、、、

ダイワのリールの中で右側のカバーが開けにくいので色々と調べたら、上の天板を外した後にその天板のカバーに隠れていたビスがありました。それを外して右側カバーを開けることができました。でも、これはちょっと不親切な造りですね。

天板を取り外さなければ、右側カバーのビスが見えてきません。

 

2020年1月19日(日)

タチウオ天秤

写真の上側が折れてしまったチドリ天秤で購入したものです。あっさりと折れてしまったのですが、この天秤は結構高価です。下の天秤は自分で針金を買ってきて作ったものです。まだ、ハンダ付けはしていません。購入した天秤は針金自体が細いです。私は1.6mmの硬質ステンレス針金を使いました。折れた天秤の針金の太さはおそらく1mmくらいだろうと思われます。タチウオ用のチドリ天秤はよく落としてしまうケースが多いです。

Instagram   tadakuni744     でも見られます。

2020年1月9日(木)

タチウオ釣りの仕掛け

このところ、羽田空港沖や本牧沖でタチウオの大きいのが釣れています。場所が浅く、しかも釣れるタチウオも大きいので掛かると豪快な引きを味わえます。

切り身餌のタチウオ釣りにおいて、大事なことは仕掛けの選択と誘い方です。仕掛け、特に針まわりには気を使わなければいけません。羽田沖では大きいタチウオばかりなので針は3/0を使用しています。

ここで針元を外掛け結びにしてチューブを付けないでおくのが今までの考え方でしたが、これだと針元を切られることが度々あるのでチューブを付けた方が安心という考え方も出てきました。私もこのところチューブを付けた仕掛けにしています。チューブを付けることの弊害は餌の動きです。外掛け結びで針を結ぶと針のチモトからまっすぐに糸が出て行きます。チューブを付けて針を結ぶとなかなかまっすぐに針元がなりません。ですが、切られることを考えると付けておいた方がいいと思っています。私はチューブを付ける仕掛けを使う時にはチューブに透明なシュリンクチューブを使っています。チューブを付けていても、そのチューブが針元から離れていればひとたまりもありません。シュリンクチューブなら針のチモトをほんの少し炙るだけでチモトに粘着します。

チューブを付けるか付けないかはその時のタチウオの喰い方を見て判断することもできます。チューブを付けない方が喰いのいいのは当たり前です。朝行ってすぐには喰いがいいことが多いのです。喰いがいいのか悪いのかは当たっていきなり掛かってしまうか、突っついているだけかを見て判断することができます。やはり、潮の動きでタチウオの喰い方が変わってくると思っています。いつもいつも同じような喰い方はしません。潮の動きの他に日が差しているか風などによる海の荒れ具合もあるでしょう。

タチウオの喰い方に影響を及ぼすものは仕掛けの選択の他に餌の付け方と誘い方があります。餌の付け方は今さら私が言わなくてもいいでしょう。誘い方は少なくとも2パターンは持っていた方がいいと思います。一つは動かす動作を頻繁にするやり方ですね。もう一つは小さく静かに動かす方法です。冬のこの時期では夏場のように大きく誘いを入れるやり方は控えるべきだと思っています。動作を頻繁にすると言っても夏場のそれとは自ずと違っています。あまりにも活発に動かすと喰ってきません。どのくらいにすべきかは魚に聞いてもらうしかありません。小さな当たりでも重みが乗っているので合わせると指5本くらいの大型だったというのも、この時期では普通です。冬のこの時期に水温が低くなりつつある浅い場所でタチウオが釣れているというだけでもありがたいことですから。

Instagram   tadakuni744