2019年12月8日(日)

自作の竿ー塗り

トップガイドだけ取り付けて塗りの作業に入りました。トップガイドだけ付けておくのは吊るしたりして干すときに便利だからです。それにリールシートにも関係してトップガイドの向きを決めておかないと面倒なことになってくるからです。

今日は1回目ですので、後2回はやろうと思っています。寒い静かな日に塗って干しておかないと他のガイドがうまく止まりません。

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2019年12月6日(金)

最近のリール トラブル2題

動かなくなった又は動きが悪くなったリールの整備をしていると、今まで自分では気が付かなかった箇所に動かなくなった原因があることを気がつかされました。ベアリングや特定の部品の不具合なら、それらを交換すれば済むことです。しかし、それらばかりではないところにもリールがスムースに動かない原因があります。それは海水の侵入によるサビですね。

上の写真で、スプールシャフトが見えると思います。一見したところ、問題無さそうに見えますが、表面上にはかなりサビが付着しています。この銀色のシャフトにはピニオンギアが被さり、末端はボールベアリングが支えています。このシャフトにサビが浮くとスムースな回転の障害となり、しまいには動かなくなってしまうのです。このリールの整備を頼まれた方は、メーカー修理の見積もりを出したらもうちょっと金額を足せば新品を買えるくらいの修理費を出してきたので、高いと思ってこちらに持ち込んできました。ベアリング等の部品は何とか動いていましたのでそのままにして、スプールシャフトを磨いて問題なく動くようになりました。

このリールは動きが悪くなったと言って、修理に出されました。開けてみたところ、ボールベアリング4箇所が動かないどころか破壊してしまっておりその破片が色々なリンケージやギアの歯に挟まっていました。もう1箇所は原型は留めているものの全く動かない状態でした。ベアリングのケースの外縁部分が本体のシートからなかなか取れませんでした。サビで固着してしまっているからです。

上の写真ではベアリングが壊れてしまっている状態です。他に無数の小さな鉄球が飛び散っていました。ここまで放置すると後が大変ですから、動きがちょっと悪くなったと思ったら、できるだけ早く整備に出したほうがいいです。

2019年11月28日(木)

ミリオネアの整備

かなり使い込んだミリオネアの修理を頼まれました。まず、最初の関門は開けられないことでした。塩がみでへばりついてしまっているのか、最初はびくともしませんでした。スプールも抜くことができませんでした。ピニオンボールベアリングがサビでくっついてしまっていたからです。

いろいろと試行錯誤した結果、なんとか開けることができました。装備してあるボールベアリングは6箇所でそのうち4箇所のボールベアリング は完全に破壊しておりました。一つは外形はそのままでしたが全く動かず。もう一つは問題無しでした。

ベアリングの外側ケースが癒着してしまっているので、取るのに苦労しました。しかし、ベアリングはダメでもその他のパーツはそのまま使えそうです。さすが、ミリオネアですね。ボールベアリングの交換だけですので、リールのパーツ在庫保証期間から外れてしまっても手に入ります。メーカー純正のCRBBベアリングでなければと言っても、このように錆びて壊れてしまっているので、メーカーだって何も言えないでしょう。日本精工NSKやミネベアの製品なら、サイズさえ合えばメーカー純正よりも安く手に入ります。きっと、メーカーだって、自分のところで作るのではなく、この二社から供給してもらっていると思います。

超音波洗浄機で洗った後のパーツです。右下のビニール袋に入ったものがベアリングの残骸です。小さな鉄の球がたくさんありました。ベアリングを手配して、あとは組み込めば元に戻ります。

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2019年11月21日(木)

アジ釣りータナの取り方とコマセの振り方

潮の流れがある時のタナの取り方はかなり難しいです。水面上では潮の流れがあっても、底近くではそれほど潮の流れがない時もあります。逆の場合もあります。では、どうすべきか?それは魚の喰い方・当たりの出方で判断するしかありません。船長からタナ3mと言われたら、最初はいつものタナの取り方でやってみます。それで当たりが出ればそのままでいいし、出なかったらそれなりの対応をします。潮があるようでしたら、2m持ち上げてコマセを振ったのち1m持ちあげるところを50cmにしてみるとか全く上げないでそのまま待つとかしてみます。逆に潮の流れがないと思われる時にはコマセを振ってから1m持ちあげるところを1.5m持ちあげるか2m持ち上げてみます。魚が喰えば、そのタナが当たりのタナになります。とにかく、振ったコマセの煙幕の中に自分の仕掛けの針を入れるということを念頭に入れるべきです。

アジ釣りの場合はオキアミのコマセダイ釣りとは違います。コマセをチョロチョロ出すようなコマセの振り方は決してしません。できるだけ濃いコマセの煙幕を作るようにすべきです。せいぜい1mの幅でいいですから、強くコマセを撒く。特に大きなアジを釣ろうと思っている方はチョロチョロとコマセを出しても自分の仕掛けの針にはなかなか喰いつきません。コマセを振るのに始終撒いていてはすぐにコマセがなくなってしまいます。底からタナを取ってからコマセを振るのはせいぜい二回か三回です。そして仕掛けを持ち上げて待つ。撒いたコマセは30秒もすれば消えてしまいます。約30秒待つ間にコマセはチョロチョロと振っても意味がありません。無駄なコマセの振り方はしない。そのままで待つだけです。30秒経って当たりが出なければ、オモリを底に落としてタナを取り直し再度コマセを振る。このやり方でなら四回はできます。それでも当たらなければ、上げてなくなったであろうコマセを積め換えます。

上の写真はカルカッタ400Fの部品の一部です。ハンドルシャフトの底部にあるレベルワインダーを動かすギアです。2つとも同じ部品ですが、左側が新品の部品で右側が歯面が欠けてしまった旧部品です。この欠けた歯が飛び散って内部のリンケージに引っ掛かってしまい、動きを悪くしていました。もちろんレベルワインダーは動きません。これを換え、内部をクリーンアップして動きは元に戻りました。一つ150円の部品です。こういうところの部品は金属製にして欲しいですね。

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2019年11月14日(木)

リールの故障箇所

この写真はシマノ カルカッタ400Fを分解した写真です。ハンドルの回転に引っ掛かりがあるということで、ギアシャフト周りやレベルワインダーなどを全て分解してみました。これでわかったのはギアシャフトの一番下についているウオームシャフトギアの歯が掛けていました。写真の中央下部にギアシャフトがあるのが分かると思います。その右側に鼻くそみたいな小さなカケラが歯が欠けた跡です。プラスティックのギアですので少し負荷が掛かったときに欠けてしまったのでしょう。このカケラがいろいろなところに入り込み、正常な回転の邪魔をしていたと思われます。

これと同じような症状がボールベアリング の破損です。ボールベアリングのケースが壊れると、当然、中の小さなボール球が飛び散ります。金属の鉄の玉が飛び散ることによりいろいろな箇所に不具合が起こります。

歯車の歯が欠けることにより回転がスムースでなくなることはよくあります。でも、このくらいの状態の時に新しい部品に替えておけば、部品を替えることだけで元に戻ると思います。

2019年11月11日(月)

マイロッドで釣りをするに当たってのスナップ付きより戻しの接続について。

アジのビシやタチウオ・エギイカの中オモリを接続するのに直に結んで取り付けている方を見かけます。レンタルではないのだから、自分の仕掛けをどうしようが勝手だろと思っているのでしょうが、自分だけで釣りをしているのではないということを自覚してください。

オマツリするのは乗合船で多くの方がすぐ近くでするのだからしようがないことです。これをいかに早く解くにはスナップ付きより戻しを取り付けておくのは必須です。自分の都合だけで直付けしている方は乗合船に乗る資格はないと思っています。船の上でオマツリを解くのはイライラします。絡んだ箇所をいちいち解くにはスナップ付き接続を取り外せば、簡単に解くことができることもあります。できなければ切ってしまうしかありません。

スナップを使わないでいる方の言い分もあるでしょう。しかし、いかにオマツリを早く解くにはスナップ付きより戻しを付けておくのは乗合船に乗る釣り師の必ずしておかなければいけない常識だと思います。自分一人で、またはお仲間で釣りをしているなら、どういう仕掛けにしようが勝手でしょう。「俺は自分ですぐに縛れるのだから、スナップ付きのより戻しを付ける必要などない」と豪語している方も見かけます。でも、これは論点が違います。ここでは、乗合船で一緒に同船された方と楽しく過ごすには最低限のマナーが必要ですと言いたいのです。

 

2019年10月24日(木)

エギスミイカ釣り

来週からエギでのスミイカ釣りが始まるようです。

これからエギでのスミイカ釣りについてちょっと案内したいと思います。

中オモリは12号か15号を使います。どちらかと言ったら15号です。ハリスは3号を2mないし3mです。エギを付け替えやすくするためにスナップ付きより戻しを付けておくと便利です。より戻しがないクリップだけでも結構です。

エギは2.5号か3号です。どのエギが良いのか?これはイカに聞いてみなければ分かりませんが、中の瀬で一般的なのは背中がピンクかオレンジのものが比較的よく乗ります。エギは新しいものほどよく乗ります。何年も使っていると色がくすんで来ます。こうなると乗りはよくありません。

使う竿やリールはシロギス用のもので結構です。エギイカ専用のものもあります。リールにP E1号が巻いてあるといいですね。

釣り方はエギをシャクって、あたかもエビがイカから逃げようとしている様を演出してやります。アオリイカ釣りでは底から2mくらいは最低浮いている状態でシャクリを繰り返しますが、スミイカ釣りでは底に着けて置いておく時間を作った方が乗ります。ですから、ハリスの長さ分持ち上げずに50cmくらいはたるませるようなタナの取り方をします。ハリス2mだったら、底に着いてから1.5m分リールを巻きます。

シャクリ方はあたかも車海老がイカから逃げるようなシャクリ方をします。ですから、そっと持ち上げるようなことはせず、ピュンと逃げ惑うようなシャクリ方です。シャクリ上げた後はゆっくりとエギ自体の重みで沈んで行きます。エギが底に着いたのを見計らってすぐにシャクリあげるようなことはしません。4〜5秒待ってから次のシャクリに入ります。この時スミイカが乗っていれば、シャクリ上げた瞬間にガツンと針掛かりします。何とも言えない瞬間です。

掛かったスミイカを船の中に取り込む時にちょっと注意が必要です。いきなり持ち上げて船の中にどすんと置くと、必ずスミを吐きます。こういうことはしないでください。ハリスを掴んだら竿を置いて両手でハリスを慎重に持ち上げます。そして、早くエギを掴み、スミイカの背中がこちら側(手前)に向くようにしておいてから、エギを持っていないもう片方の手でイカの胴体と足の間をそっと掴みます。

エギを掴まないでハリスを持ってイカを掴もうとすると、簡単に回転してしまいスミをしたたかに掛けられます。必ずエギを持つことを忘れないように!慣れないうちはタモを使った方がいいです。

イカをバケツの中にそっと置きます。無造作に放り投げ込むと必ず静かに置くことを忘れないでください。それと、バケツの中には決して水を入れないこと。

手がスミで汚れたら、すぐに海水で洗ってください。比較的簡単にスミは落ちます。家に帰ってからのイカの処理の最中に真水で洗うとなかなかスミが落ちません。

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2019年9月8日(日)

リチウム バッテリーについての記述の訂正

9月4日にリチウム バッテリーの話をしましたが、バッテリー チャージャーの値段を高く書いてしまいました。12,000円ではなく、7,000円でした。

リールに付いているケーブルには鰐口グリップが付いていますが、それを改造して小さな端子に変更しました。鰐口グリップは時々外れてしまうことがありましたが、この端子では外れることはありません。

2019年9月4日(水)

電動リール用リチウムバッテリー

長年使っていたシマノ電動丸リチウムバッテリーが壊れてしまいました。新しいものを買おうとしたら、5万円近くするので考えてしまいました。これは安くなっての値段です。

リモコン用のリチウムバッテリーを転用して使うようにしました。端子だけはこのバッテリーに繋げるように改造しました。

6AHー14.8vで本体6,000円でした。バッテリーチャージャーが12,000円でした。リール側から出ている鰐口グリップを改造しました。

これがバッテリーです。

バッテリーチャージャーです。4層のセルになっているバッテリーに均一にチャージするためにバランス チャージャーは重要です。

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2019年9月2日(月)

リールの整備

ダイワのスピニングリールの整備を頼まれました。まず開ける前に外観を見てみると、びっくりしました。名人の証しなんでしょうね。ハンドルにシロギスのと思われるウロコがびっしり付いていました。よく打木屋へ来られる某名人のリールです。

このスピニングリールにはマグシールドが内蔵されています。ところが開けてみると、マグオイルは見当たりませんでした。ギア周りまで全て開けて、綺麗に汚れを拭き取ってからグリスを差しておきました。突起部分には道糸が絡まっておりました。それもかなりたくさん。さぞかし重たかったでしょう!

このあと、マグオイルを充填しておきました。メーカーに整備を出さないとマグシールド関連は整備してくれません。マグオイルは他から調達して来ました。効果はメーカーが言っているほどの完璧さはないと思います。まあ、あってもいいですけど。。。

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