午前アジ釣り アジ30尾(最大32cm )
朝の釣り始めからずっといい喰いでした。アジの型も25cmから30cm前後が多かったです。30尾釣って打ち止めにしました。あまりたくさん釣っても帰ってからが大変ですから。
しかし、アジの喰い方は秋口のようにはいきません。針掛かりするまでに少し時間が掛かります。当たりが来てからすぐにリールを巻き始めるのではなく、少し待って完全に針掛かりするのを確認してからリールを巻き始めるようにしましょう。掛かった時には多分ダブルで掛かっていると思いますが、上げてくると1匹外れてしまっているか2匹ともバレてしまっているということもありました。
コマセの撒き方に注意してください。チョロチョロと少しずつコマセを出すような撒き方では型のいいアジはなかなか喰ってきてくれません。
コマセを撒く時には狭い範囲でいいですから、濃いコマセが出るような撒き方をします。チョロチョロと少しずつしか撒かないようなやり方では中アジ以上のアジでは喰ってきてくれませんよ。底に着いてからチョロチョロとコマセを撒きながら仕掛けを上げてくるような釣り方ではなかなか喰ってきてくれません。このようなコマセの撒き方は海底が砂地で平坦なところでのコマセの撒き方です。本牧沖では岩場ですのでコマセの撒き方が違います。このようなことをしていると、海底に根掛かりしてしまうかカサゴが先に喰ってきてしまいます。仕掛けが底に着いてタルミを取ったらすぐに2m持ち上げます。レンタルリールなら4回巻きます。ここで狭い範囲でいいですから2回ほど強めに竿を振ってコマセを出します。片手ではしっかりと竿を振れません。そうしたら1m仕掛けを持ち上げて待ちます。これは撒いたコマセの煙幕の中に自分の仕掛けを入れてやるために1m持ち上げるのです。
3m仕掛けを持ち上げたら、そのまま30秒ほど何もしないで待ちます。潮の流れ方にもよりますが、せっかくコマセの煙幕を作っても10秒か20秒すれば消えてしまいます。潮が流れているからです。ですから、待っても30秒です。当たりがあればそれでいいですが、なければ再度底まで仕掛けを下ろしてタナを取り直します。今日はタナの取り直しもしないか一回タナを取り直したくらいですぐに当たりがありました。何度も取り直す必要はないくらいいい喰いでした。ただし、今の時期は産卵を終えてすぐなのでまだガツガツという喰いにはなっていません。針掛かりまで少し時間が掛かるので掛かったなと思ってすぐにリールを巻き始めるとバレてしまうことがよくあります。
今日は慣れている方は50尾以上釣っていました。釣りをしていて面白いのでついつい後のことを考えないで釣ってしまうと、釣った魚の処理が大変です。そこのところをよく考えて釣りをするようにした方がいいですよ。
Instagram tadakuni744