2022年12月30日(金)

午前アジ釣り 中乗り

本年最後の出船です。今日も大勢の方に来ていただきました。ありがとうございます。皆さんの釣りのお手伝いをするために乗っています。なんとか釣ってもらおうと努力しております。どうやったらアジ釣りを分かっていただけるか、その方に合った教え方を色々と考えていますが、まだまだ不十分だと思っております。レンタル竿の方にその方の熟練度を診て教え方を変えていますがなかなかうまく行かない時もあります。

ここ何年かの地球温暖化によって、東京湾の水温は冬になってもそれほど下がりません。4、5年前ならば、12月に入ると本牧沖ではパタっとアジの魚影が消えていました。それが、ここ数年は12月どころか1月になっても本牧沖でアジ釣りを楽しむことができます。水温が下がらずアジが深いところに落ちていかないのです。要するに越冬してしまうのです。その要因は水温が下がらないことと餌があるからです。ですが、この時期は水が澄んでいるのと水温がやはり低いので、餌の喰い方が夏場みたいに活発ではありません。餌をくわえているだけのことが多いです。ここですぐにリールを巻き始めたりすると、せっかくくわえた餌を離してしまうことがあります。竿先にポコポコというような異変を感じたら、竿先を軽く持ち上げるようにしてやります。アジは餌をくわえたままで竿先を持ち上げられると針が立ちます。そこで針先が上顎に入るのです。アジの口の硬いところは上顎しかないので、ここに掛かればバレが少なくなります。仕掛けに注意する点はハリスの細いのを使うことです。太くても1.5号です。やはり2号を使うと極端に喰いは落ちます。

今年もこのブログを開いてくださり、有り難うございました。来年も変わらず釣りに関する事を書いていきますので、よろしくお願いいたします。

多田邦久   Instagram tadakuni744