2022年12月10日(土)

午前アジ釣り 中乗り

今日はお手伝いで乗ってました。朝イチまだ日が完全に上がらない頃で少し雲が東の空下側に掛かっていたので、行ってすぐはとても喰いがよかったです。小一時間は入れ喰いの状態が続きました。釣れてくるアジは小ぶりのアジから中アジの30cm前後と混じりです。もし、小ぶりのアジばかり釣れてくるようでしたら、コマセの撒き方を少し考えなくてはなりません。パラパラと少しずつ出しているとなかなか大きいのは喰ってきてくれません。できたら大きいのを釣りたいと思うなら、コマセを撒く際に濃くするような撒き方をすると大きいのが混じることがあります。底から1.5mか2m上でコマセを撒きますが、この時にコマセカゴから威勢よくコマセが出るようにします。狭い範囲でいいですから、濃いコマセが出るように竿を上下してください。とても片手でなんかで振っていては濃いのは出ません。両手でしっかりと強くコマセを振ってください。色々なサイズのアジが混在しているところでは濃いコマセが出ているところに大きめのアジが突っ込みます。チョロチョロコマセが出ているところには小ぶりしか行きません。ですから、カゴにコマセを詰める時にはびっしりとコマセカゴに詰めてください。カゴの7分目か8分目詰めておけばいいと言っている人もいるでしょうが、それは小ぶりのアジを釣るためです。びっしりと詰めると軽く振ったくらいでは逆にコマセは出ません。強く振らないとコマセは出ないものなのです。大きめのアジを釣りたいのでしたら、コマセを濃く出すということを考えて釣りをしてください。

せっかく濃いコマセを出すようにしたのに喰いが出ない時には30秒ほど待ってみてから、再度底に落としタナを取り直してください。潮が流れていれば、10秒か20秒もすればコマセの煙幕など跡形もなく消えて行ってしまうものなのです。そのままでいつまで待っていても喰う当てはないのです。ビシアジ釣りは喰ってくれるのを待つ釣りではありません。喰わせるように仕向ける釣りです。

このところ、水が澄んでしまっています。日が上がってくると、なかなかアジの喰いが上がってきません。水が澄んでいるので細いハリスでやっている方が喰いはいいです。ハリス1.2号と1.5号では魚の喰い方が違います。細い方が喰いはいいです。1号でしたらもっといいのですが、大きいのが掛かるとハリス切れの心配があります。取り込みには細心の注意を払って取り込んでください。瞬間的によく伸びる生ゴム製のクッションでないと付けている意味がありませんよ。ウレタンのクッションでは瞬間的には伸びません。じっくりと伸びてはきますが、それではクッションを付けている意味がありません。それと長いクッションゴムではよく有りません。コマセに突っ込んでくるのですから、その外に餌があるようでしたら喰いは悪くなってしまいます。せいぜい長くて30cmです。ハリス自体が長くても意味がありません。長くて2mです。市販の仕掛けはほとんどがそうなっているはずです。ハリスは長い方が喰いがいいと思っている方はビシアジ釣りの本質を理解しているとは思えません。

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