2022年10月23日(日)

午前アジ船 中乗り

今日もお手伝いで乗っていました。今日は朝からいい型のアジが釣れてきました。今日お話ししたいのはコマセの撒き方です。どのようにコマセを撒こうがそれでアジが釣れて来ればそれでいいのですが、それでは釣れないだろうと思っていても特にマイロッドの方にはすぐには言いません。U-tubeなどを見ていると、コマセの撒き方は色々な撒き方があるようです。代表的なのは、仕掛けが底に着いたらすぐにそこでチョンチョンと軽く振りリールを二巻きほど巻きます、そしてまたコマセをチョンチョンと軽く撒きます。それからまたリールを二巻きほどします。このような撒き方は本牧沖では通用しません。こんな撒き方をしていたら、カサゴが先に喰ってしまうか底に根掛かりしてしまいます。本牧沖の釣り場のほとんどが岩礁地帯なのです。特に大きなアジが釣れる場所は起伏の激しい岩場です。ここでは底に着いたらすぐにでも持ち上げることが大切です。底に着いてすぐにコマセを振るなどということは絶対にしません。先にカサゴに針を喰われてしまっていたら、針はカサゴの口の中に入ってしまっているのでアジがいくら喰い気があったとしても針に掛かるわけはありません。コマセを軽く振ってチョンチョンという感じでコマセを出していたら、チョロチョロしかコマセは出ません。これは小さなアジを釣る時のコマセの撒き方です。大きなアジを釣ろうとするならば、狭い幅でいいですから濃いコマセを撒くようにしなければいけません。大きく広くコマセを撒くなどと思ってはいけません。狭く濃くです。ですから、コマセカゴにははち切れるくらいびっしりと詰めます。7分目くらい軽く入れるなどと言っている人もいますが、濃いコマセを撒くのですからびっしりと詰めるのがいいのです。

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