2022年9月15日(木)

クッションゴムの必要性

このところ、大きなアジやサバが喰っています。アジも40cmを超えるとかなりな引きです。大サバもまたそうです。特に水面間際でビシを持った時に強く引き込まれるとうまくいなせなくなると切られてしまいます。無理矢理引っ張れば間違いなく切れます。この時にクッションゴムが働いてくれます。じんわりと伸びるようなウレタン製のクッションゴムでは十分な働きをしてくれないと思います。瞬時に伸びてくれなければクッションゴムとは言えないのです。生ゴムでなければ、瞬時の伸びは期待できないのです。しかし、生ゴムはいつまでもその伸縮性能を持ち続けることは無理です。ウレタン製よりも劣化が激しいのです。ハリスにフロロカーボンの糸を使っている方が多いと思います。このフロロカーボンも何度も使い続けるとどうしても傷んできます。2回や3回は使うことはあっても交換することなくいつまでも使い続けることはできません。どうしても傷が付いてしまうからです。生ゴムのクッションゴムも同じです。劣化は指で摘んで何度か引っ張ってみるとわかります。劣化が早いのは欠点ですが、性能が十分なうちは本来の瞬時の伸縮性能を示してくれます。瞬時の伸びを期待できないクッションは付けていても意味がありません。

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