2022年5月29日(日)

午前アジ釣り中乗り

今日もお手伝いで乗っておりました。昨日と同じように朝からいい喰いをしてくれました。仕掛けが底から持ち上がっておりさえすれば、すぐに喰ってきました。潮が少し速い時の仕掛けの下ろし方は下の写真のように回転しているスプールを左親指の腹で軽く押さえておくとバックラッシュを防げます。また、落ちていく道糸が斜めになりすぎると思ったら軽くスプールを押さえてブレーキを掛けるといいです。こういうことを釣り用語でサミング(Thumbing)と言います。THUMBは英語で親指のことを言います。

それにスプールを押さえていると底に着いた時の軽いショックを感じることができます。糸を出しっぱなしにしておいて底に着いた感触を見逃すと、いくらでも糸は出て行ってしまいます。潮の流れで道糸は弧を描いたようになってしまいます。もし、このようになってしまったら、一度全て巻き上げてから再度仕掛けを投入するようにしてください。糸が斜めに落ちていくときに底に達したのを気づかれた方はそのままにしておかないでどんどんタルミをとるようにしましょう。そして、もうこれ以上はタルミは取れないとわかったらそこで初めてタナを取るために1.5mなり2m持ち上げてからコマセを振ります。底に着いたままで弛んでいるのにリールを3回とか4回巻いたところで全く底から仕掛けは持ち上がっていません。

マイロッドで釣っている方の中で、道糸をビシオモリに直結している方がいらっしゃいます。こうしておくと、他の方とオマツリした時に簡単に道糸とビシオモリを取り外すことができません。多くの方と一緒に釣りをしている時には必ずスナップ付きより戻しを付けるようお願いいたします。当たり前ですが、レンタル竿には全てスナップ付きより戻しが付いています。

道糸とビシを直結しても構わないのは少人数で釣りをしている時だけです。乗合船に乗る時にはこのスナップ付きより戻しは必須アイテムです。それと余談ですが、スナップの部分が外側に出ているインターロック式のスナップ付きより戻しはお勧めできません。外側に出ている突起部分に他の方の道糸などが当たると、簡単に外れてしまいます。インターロック式は引っ張りには強度があって強いですが、ちょっとしたことで外れてしまいます。インターロック式でないより戻しでも十分引っ張り強度はあります。他の方の道糸が当たることが多い乗合船ではインターロック式でないスナップ付きより戻しを使うことをお勧めします。

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2022年5月28日(土)

午前アジ釣り 中乗り

朝行ってすぐに当たりがあり、皆さんバタバタ釣っておりました。今日は朝の下げ潮が少し速かったので、底に着いた時の糸フケを取るのに皆さん苦労しておりました。今日は朝は下げ潮でしたが、表層の潮の流れが強くて底近くの流れはそれほどでもないという日でした。仕掛けを投入した時に勝手にスプールを回転させるのではなく、親指の腹でスプールに少しブレーキを掛けながら下ろすと、糸フケを極端に出さずに済みます。いわゆるサミング(Thumbing)です。これができる人とそうでない人の釣果の差は歴然としています。

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2022年5月23日(月)

午前シロギス釣り シロギス25尾(最大24cm)

久しぶりにシロギス釣りに行きました。朝から北東風があって、あまりいい釣り日和ではなかったです。おまけに朝の上げ潮で風が北東風なので波が立っていました。

朝のうちはあまり当たりが出ませんでした。しばらくすると当たりが出てきました。流す場所により、当たる場所とそうでない場所の違いがはっきりとしていました。また、当たりがあってもなかなか掛かりません。餌を長く垂らすとシロギスの喰いはいいですが、なかなか針に掛かってくれません。また、潮の流れの緩い時には仕掛けを少し沖目に投げたほうが当たりが出る確率が高いです。

私が使っている仕掛けは胴付き仕掛け2本針です。この仕掛けは投げても絡むことが少ないので使いやすいです。仕掛けを沖目に投げて探る釣り方です。軽く竿を持ち上げただけで掛かってしまうような少々硬めの竿の方が使いやすいです。置き竿に使うような穂先の柔らかい竿では自分から掛ける釣りには向いていません。

通常はリールにスピニングリールを使っている方がほとんどです。投げる時に軽く投げられるからです。それに仕掛けが底に着いているとき、ちょっと道糸を出そうと思っているとにすぐに糸を出せる。スピニングではこうは行きません。

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2022年5月6日(金)

午前アジ釣り 中乗り

今日は浅い場所ではアジの喰いはありませんでした。ですので、本牧沖堤へ移動しました。少し場所が深いのと潮の流れがあったので、うまくタナを取れる方だけには当たりが出るというような形になってしまいました。

仕掛けを投入した後、道糸が出ていく時に道糸が斜めになります。これがあまりにも極端に道糸が斜めになってしまう時には糸をどんどんと出さないようにすることが大事です。スプールに親指の腹を当てておいてブレーキを掛けながら落としておくことが大事です。親指の腹をスプールに当てておくと、底に仕掛けが着いたのがすぐにわかります。スプールに親指を当てないで勝手に糸を出していくと、おそらく底に着いたのを見逃してしまうことが多いです。底に着いたのを見逃すと、道糸は潮の流れで膨らんでしまいいくらでもスプールを回転させてしまいます。

潮の速い時にタナを取るには、一度底に着いたからと言ってすぐに持ち上げる操作をせず、しっかりとタルミを取り直すことが大事です。

 

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2022年5月4日(水)

午前アジ釣り 中乗り

今日は大勢のお客様を乗せての出船です。二艘出船した中の私が乗った方の船のお客様は全員がレンタル竿でした。あまり慣れてはいない様子でしたので、横浜港内から釣り始めて釣り方のレッスンをしようと思っておりました。ところが、釣り始めてすぐに喰いが立ってきてしまい、ほぼ同じ場所で帰りまで釣りを続けました。アジの喰いは波状的に喰っていました。少し喰いが落ちたなと思っていると、すぐにバタバタと釣れ始めます。鯖が来たなと思うと次はイシモチになったりそしてアジがと。群れがどんどん入れ替わるような感じでした。

皆さん、釣りに夢中になるとコマセを詰め替えるのも忘れて道具を下ろしておりましたが、当然喰いませんので注意です。また、無造作に仕掛けを下ろすと下りていく途中で道糸に仕掛けが巻き付いてしまうことがあるので、仕掛けを投入する時には少し注意しましょう。

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2022年5月3日(火)

午前アジ釣り中乗り

今日もお手伝いです。5月1日では悔しい思いをしました。どういうわけか当たりが少なく、せっかく釣りに来られた方には残念な思いをさせてしまいました。その前の日の強い北東風の影響であったと思います。今日はそんな思いを吹飛ばす喰いをしてくれました。下げ潮が少し速く釣りにくかったですが、アジのご機嫌はよく当たりは多かったです。それも型が大きく30cm以上が多かったです。アジの型がいいので、しっかりとタナを取らないと喰って来てくれません。

底に着いてからしっかりとタルミを取ってからでないと底から仕掛けを持ち上げたことにはなりません。底に着いたからと言っても、タルミを取っていなければ底からほんのちょっとしか持ち上がって来ません。当然餌は底近くを這ってしまっているので、カサゴが喰ってしまったり根掛かりしてしまったりします。また、底に着いたときにゆっくりとしているとそこでカサゴがすぐに喰って来てしまったりします。潮が通っているときに仕掛けを下ろすと、当然道糸は斜めに下りて行きます。この斜めに下りていく時に気を付けないと底に到達したのを見落とすことです。気が付かないでそのまま仕掛けを下ろしていくといくらでも糸が出ていってしまいます。オモリが底に着いても、道糸が潮で膨らんでしまうと底にはすでに着いているのに糸は出るばっかりです。当然、タルミを取るどころではありません。底に着いたかどうかを見極めるには、スプールの回転に親指を軽く当てておくことです。スプールを触っていると底に着いた感触がすぐにわかります。

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2022年5月2日(月)

胴付き仕掛けによるシロギスの釣り方

やっとシロギス釣りが好調になって来ました。ここで紹介するのは胴付き仕掛けによるシロギスの釣り方です。オモリの上約15cmくらいのところにビーズを通してハリスが付いています。このハリスはできるだけ長い方が喰いはいいです。ハリスの長さ40cmは欲しいですね。まず、青イソメの付け方です。あるシロギス釣りの指南書では青イソメの頭を切り取ってしまい、尻尾の方を付けろと言っていることもありますが、これは間違いです。また、長く付けるのも間違いです。必ず頭の部分をチョン掛けにします。これは頭が付いているとすぐには取れないからです。それと仕掛けを投入するときに切れてしまわないようにするためです。長さはせいぜい3cmか4cmです。

釣り方としては、できることなら少し仕掛けを沖目に投げた方がいいです。特に潮のない時には有効です。なぜなら、広い範囲を探れるからです。オモリが着底してからはタルミを取ってオモリを動かさないようにしておき、20秒くらいしたら軽く竿先を持ち上げてみる。これが「聞く」という操作を兼ねた場所移動の操作です。オモリを底から離したら、今度はゆっくりとオモリを底に着けます。決してドカンとオモリを沈めないこと、これが大事です。周りにいるであろうシロギスを驚かさないことです。オモリを置くというくらいにそっとです。オモリをごろごろ引き摺るような操作ではシロギスの喰いはあまり期待できません。

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