2021年12月4日(土)

午前アジ釣り 中乗り

今日もいい凪で釣りが出来ました。朝のうちはどこをやっても続かず、ポツポツと拾い釣りの感じでした。苦戦してましたが9時過ぎてから大きいアジがポツポツですが連れてきました。ただし、しっかりとコマセを振っている方のみです。最初に仕掛けを入れた時には誰でもコマセを振るでしょうが、ここでコマセを振るのを止めてしまうと大きいのが喰いません。せっかくコマセを振ってコマセの煙幕を作ったとしても、30秒もすれば消えてしまいます。そうしたらまたコマセを振ってもう一度コマセの煙幕を作ってやらなければいけないのです。これを怠ると大きなアジは喰ってくれません。この傾向はマイロッドの方によく見られます。一度コマセを振ったら後は竿をロッドホールダーに掛けっぱなしでは大きなアジは釣れません。一度コマセを撒いても30秒もすればコマセなど消えてしまうのです。しっかりとコマセを撒いてコマセの煙幕を作り、その中に自分の針を入れるために1m持ちあげるという操作を粘り強く続けるのが大きなアジを釣るコツです。今日は私が中乗りで乗っていたので、レンタル竿の方達にはこの方法を教えました。40cm近い大アジを何匹も釣っておられた方もいます。マイロッドの方達には教えてくれと言われない限り私は口を出しません。マイロッドで釣っておられる方で釣り方に疑問をお持ちの方は遠慮なく中乗りなり船長に言ってください。初めてに近い方がレンタル竿で大きいアジを釣っているのに、自分の竿を持っている方が釣れないはずはないのです。釣れないのはやり方がずれているからです。小ぶりのアジがメチャクチャに喰っている時には誰がどのようなやり方をしても釣れますが、40cm前後のアジを釣るにはそれなりのテクニックが必要です。仕掛けを底に着けてからそこですぐにコマセを振るような釣り方だと岩礁地帯では底に引っ掛かってしまったりカサゴを釣ってしまったりしてしまいます。大きなアジは岩礁地帯にいることが多いのでこのような釣り方では大きいアジは釣れません。底に着いたらすぐに2mは持ち上げてからコマセを振るようにしないとアジは喰ってきてくれません。チョロチョロとコマセを撒いていればいいという釣り方では決して大きなアジは喰ってきてくれません。せっかく大きなアジが回遊しているのに釣らないのは勿体無いです。今一度大型のアジの釣り方を考えてみてほしいと思います。アジが釣れないのではなく釣らないからです。釣り方は大事です。

素晴らしいアジですよ。

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