2021年8月3日(火)

タチウオ釣り   タチウオ20本(最大1m10cm )

朝一止まった場所は型が小さいけれども殆ど入れ喰い状態でした。10本くらいはすぐに釣れてしまいます。その後すぐに走水前に移動しました。60m前後の深さで底から10mから20mくらい上で当たりがありました。潮が小さいせいか喰い方が静かです。小さい当たりで掛けてみるといきなり釣れたのは指4本半くらいのでした。この場所では入れ喰いとはいきませんでしたが、丹念に探ると小さな当たりがあります。今日はガツガツとした喰い方ではありませんでした。この場所で天秤で7本釣ってからテンヤ仕掛けに変えました。その後テンヤで3本追加しました。釣ったのは3本ですが、当たりはかなり多かったです。当たってもなかなか引っ掛からないのは腕のせいでしょうね。テンヤ仕掛けの方が大きいのが釣れるので、なんとか掛けて引きを楽しみたいです。

テンヤの小野名人のも大きいです。

佐久間さんの釣ったタチウオは今日一です。113cmありました。

餌が大きいので頭の部分は落としてます。

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2021年8月2日(月)

リールの扱いーーーサミング(Thumbing)の勧め

サミングとは親指(Thumb )でリールのスプールを押さえてスプールの回転をコントロールすることです。

この親指をスプールに当てないで回転させておくと、糸の出以上にリールが回転してスプールの中で糸がゴチャゴチャになってしまうバックラッシュが起きてしまいます。バックラッシュが起きるととても厄介です。

スプール軸の右側延長線上にノブが付いています。これはメカニカルブレーキノブというものがあります。このツマミを締めるとスプール軸を横から抑えつけるこのによりスプールの回転をある程度コントロールすることができます。でも、これはあまり強く締め付けると糸の出が極端に悪くなります。やはり細かいコントロールは親指の腹で抑えつける方が簡単ですし早いです。それと親指の微妙な力加減で思うように糸の出を制御できます。

サミングはバックラッシュを防ぐ以外にも使い方があります。潮の流れの速い時、仕掛けを下ろして行くと道糸は潮の流れを受けて当然斜めに落ちて行くことになります。水深25mなのに30m近く糸を出さないと底に着かないということがよくあります。糸が潮の流れの抵抗を受けてたわんだ状態で落ちていくと底に着いたのを見逃すことがあります。いつもなら、「トン」という感触がはっきりとわかるのに糸が斜めに落ちていくと、この感触を見失うことがよくあります。この時にスプールに親指を軽く当てておくと、底に着いた弱い感触までも感じ取ることができます。ここで親指でスプールをしっかり押さえてスプールの回転を止めてしまうことが大事です。それから、竿を持ち上げて糸のタルミをとり、同時に余分な糸のタルミをリールで巻き取ります。数回竿を持ち上げてオモリを底に着けることにより徐々にタルミを無くしていきます。

タルミがもうこれ以上ないと分かったら、ここで初めて仕掛けを持ち上げてタナを取ります。普通なら2m持ち上げてコマセを振ることになります。タルミが取れていないのに2m持ち上げたところで仕掛けはまだ底に着いたままです。これではタナを取ったことにはなりません。

潮の速い時にはタナの取り方がかなり難しいですが、要領が分かればどんどん釣れるようになります。底から2m近くでコマセの煙幕を作ることができれば、型のいいアジを次々に釣ることができるでしょう。魚はなんでもそうですが、潮の速いときの方が活性は断然といいです。

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