2021年8月10日(火)

タチウオ テンヤ釣り

タチウオ釣りでは天秤仕掛けでコノシロかサバの切り身を付けて釣るのが一般的ですが、このところテンヤ仕掛けで釣ることが流行っています。天秤仕掛けのように当たりをじっくりと待って掛けるのと違い、テンヤ仕掛けではなかなか掛けられないのです。ですが、イワシなどを一匹丸ごと付けて誘います。エサが大きいので、タチウオも大きいのが掛かってくることが多いです。

この仕掛けには頭を落としたサバを付けています。イワシなど小ぶりの場合は頭を落とさずにそのまま丸ごと付けてしまいます。

装着したイワシなどを腹を下にして突起部分を腹に刺しておいて針金で巻きます。大きな針がエサが装着されている向きとは逆に取り付けられています。どうしてだか、わかりますか?これはタチウオが下から上に向けて餌を咥えようとすることが多いからです。でも、このままそっとしておいてはなかなか針掛かりしないと思います。これは腹を喰おうと思って下から餌を突ついてくるタチウオを針に掛けるには大きな針を上に向けることです。釣り人が当たりを感じたときに素早く竿を持ち上げることにより、針が立つのです。ですから、タチウオを針に掛けるには竿が硬い方がいいのはわかりますね。

通常、テンヤの重さは50号(190g )が普通です。道糸はPE1.5号か2号ですが、これを直結にはしません。必ずリーダーとして10号くらいのフロロカーボンを付けます。細いPEがタチウオの歯に当たればひとたまりもありません。

テンヤ釣りではまだ私はどうこう言うほどうまくはありません。当たりも色々あって一律にこうすればいいとも言えません。ですが、大きなエサを付けているので、大きなタチウオが寄ってくるのも事実です。なかなか思ったようにはタチウオを掛けられませんが、掛けた時の豪快さは他の釣りと比べられません。

冷凍のイワシは船宿で購入可能です。500円。天秤仕掛けである程度釣ったら、テンヤ仕掛けで試してみるのもいいですね。

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