2021年6月14日(月)

リールの整備

電動や両軸リールの整備を委託されてリールを開くのにはまず最初にハンドルを取ります。ハンドルシャフトに付いている色々なものを取り外してからカバーを開けます。このカバーを取り外す前にシャフトに塩ガミが付いているとこれから先が思いやられます。

 

皿バネやワッシャーを取り外しただけでもうこんなに塩ガミが落ちています。シャフトの回転を阻害する邪魔者です。

中を開けて、メインギアやピニオンを取り外し段階でのクラッチカムリンケージがこのような状態では円滑なクラッチの動きは絶対に望めませんね。グリスが残っているどころか、塩ガミでパサパサの状態です。これを分解して洗浄グリスアップすれば円滑な動きが戻ります。

 

上の二つの写真は両軸リールですが、クラッチリンケージは電動と一緒です。塩ガミで円滑な動きはしません。

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