2021年8月25日(水)

タチウオ釣りの仕掛け

エサでの釣り方は二種類あります。天秤オモリで切り身エサを付けて釣る方法とテンヤ仕掛けでイワシを付けて釣る方法があります。

上の写真は切り身エサを付けています。切り身エサを付けて誘いを掛けて仕掛けをゆっくりと巻き上げてきます。この釣り方では当たりがあってから針に掛けるまで時間が掛かる場合があります。当たりがあっていきなり針掛かりすることもないではないですが、最初の当たりからしばらくしてやっと針掛かりするというのが普通です。ですから、最初の当たりがあってすぐに掛からないからと言って仕掛けを上げることはしては行けません。タチウオの顔に似合わず餌の喰い方はかなり繊細です。かなりの時間が経ってからやっと針に掛けた時には嬉しいものです。ここはテクニックの範囲内ですね。

次はテンヤ仕掛けです。

通常、テンヤ仕掛けでのオモリの重さは190g、50号です。大きな針が下向きに付いています。

この写真では針は口の中に入っていますが、殆どの場合は口近辺に刺さります。テンヤ釣りではエサを喰わせて釣るというより、口の周りのどこかに引っ掛かるというのが正しいと思います。確かにイワシエサを喰いに寄って来るのでしょうが、エサを丸ごと口に入れようとするのではなく腹の周りから喰いにきていると思われます。最初の当たりとしては下から突き上げるような当たりが多いです。ですから、フッと軽くなるような感じです。この時にすかさず合わせを入れれば、もしかしたら掛かるかもしれません。針先が上向きになるので掛かるという計算ですが、すかさず合わせるにはかなりのテクニックが必要です。私なんか未だにこのタイミングを掴めません。でも、最初のチャンスを逃してもまだまだ掛けるチャンスがあります。エサが大きいので一回でエサが全て取られてしまうことはないからです。イワシエサを丸ごと付けているので大きなタチウオが喰ってくることが多いですね。

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