2021年5月29日(土)

クッションゴムの話です。

このクッションゴムは私が使っている生ゴムのクッションゴムです。ゴムの部分の折経は12cmです。三つの緑のチューブで止めてあるのは輪の部分にハリスが入ってしまったりするのを防ぐためです。

クッションゴムを使う理由はアジまたはサバの大きいのが掛かった時に急な引き込みに耐えるようにこれを付けています。ですから、30cm未満のアジにはこんなものは必要ありません。クッションという名前の通り急激な引きを吸収できるものでなければ付けている意味がありません。引っ張ってみて、瞬時に伸びてくれなければ付けている意味などないのです。じわっと伸びるものでは意味がありません。瞬時には伸びるけれども、引っ張りがなくなれば直ちに元に戻るものでなければなりません。ウレタン製のものでは瞬時には伸びません。これでは意味がありません。40cm超の大アジや大サバが掛かった時にこのクッションゴムが威力を発揮するのです。

この生ゴムの欠点は痛みが早いことです。何度も使っていると生ゴム自体が伸びなくなってしまいます。仕掛けは釣行のその都度新しいのを付けますが、クッションゴムはどうでしょうか?ゴムの劣化が始まってもそのまま使い続けていませんか?生ゴムの劣化はペタペタしてくると、もうダメです。見た目にはまだまだ使えそうだと思っていても、交換しなければいけません。実際にこのゴムが伸びるような状況になった時には切れてしまいます。フロロカーボンの糸を使った仕掛けを何度も使いますか?一日使ったハリスを何度も使うことはないでしょう。細かい傷が付いているでしょうから、次の釣行には新しくしているはずです。そこまでクッションゴムを付け替えることはないでしょうが、3度くらいの釣行では新しくした方がいいと思います。

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