2021年3月14日(日)

シーボーグ200Jの整備

自分の持っている150J -DHと200Jです。半年経った200Jを開けてみました。

上の写真はカバーを開けて、ゴム製のドラッグパッキンをメインギアの内側から取り出したところです。一番上のフタ状のものはドラッグディスクカラーです。この下にドラッグカーボンワッシャーが入っています。このワッシャーにオイルが染み込まないようにパッキンとフタで防いでいます。

カーボンワッシャーのすぐ上、ドライブシャフト上に小さな溝が掘ってあってゴム製いの小さな 0リングが入っています。これはメインギアが上に抜けないように止めている役割を持っています。メインギアの下のストッパーギアのすぐ上にもこの 0リングがもう一つ入っています。これらの Oリングを抜かない限り、ストッパーギアやメインギアはシャフトから抜けません。カーボンワッシャーに普通のオイル・グリスが付いているとドラッグの役割を果たさないのできれいに拭き取らなければいけません。きれいにして乾かした後に専用のドラッググリスを塗ります。

手前に見えているのはクラッチ部です。まだキレイです。古くなってくるとここに塩ガミが溜まることが多いです。当然クラッチの動きは悪くなります。シャフトの後ろ側に見えているのはモーターギアの上の部分です。この部分を取り去るとモーター部分のシャフトギアが見えてきます。

この200Jはまだキレイでした。これと同型の150Jと150J -DHもギアなどの配置は殆ど変わっていません。タチウオ釣りやマルイカ釣りにはとても使いやすいリールですね。

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