2020年2月1日(土)

アジ竿作り

昔のように深いところのアジ釣りには130号のビシを使っていましたから、竿もその重さに耐えられるのでなければならなかったです。でも、今は40号か50号の軽いビシを使っていますので、竿を硬くすることは必要なくなりました。何と言っても、魚が掛かった時に竿が柔らかい方が面白いからです。しかし、柔らかい竿に欠点が一つあります。それはコマセが出にくいことです。このことを理解して柔らかい竿を使うのだったら、アジ釣りの醍醐味を満喫できます。

こういう竿を自作するのはそれほど面倒ではありません。メインになるのはグラスソリッドで1.5mの長さのものを買ってきます。どのくらいの柔らかさにするのが自分に合っているかはその人の好みです。私は元径7mmを使いますが、8mmになると市販の竿と同じような硬さになります。バットの部分はそれだけの部品として釣り道具屋さんに売っていますが、私は折れた竿などをいただいてきて使っています。あとはガイドです。ガイドは竿先から手前まで13個から14個使います。他の竿に付いていたモノでも結構ですが、トップガイドだけは新品のいいのを使うべきです。PEの道糸が当然擦れるので、安物を使うとトップガイドの糸が当るところに溝ができてしまいます。こうなると、糸が擦れてボロボロになってしまい、強度が極端に落ちますので注意してください。

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