2020年2月27日(木)

リールの整備

上の写真はシロギス釣りに使っていて、少し仕掛けをキャストした時にバックラッシュしてスプールの外側に糸が巻きついてしまったものです。右側カバーにスプールの軸の延長線上にあるツマミ(メカニカル ブレーキ ノブ)を緩め過ぎたために糸の出以上にスプールが回転してしまったために起きる現象 バックラッシュが原因です。ですが、締め過ぎると糸がすんなりと出ていきません。その加減を誤るとこんなことになります。それ以外の内部には不具合はありませんでした。

船でのシロギス釣りにはほとんどの方がスピニングを使っていますが、私も両軸リールを使っています。理由は投げる操作が簡単だからです。クラッチを押さえながら片手で投げられるのでとても使いやすいです。このメカニカルブレーキノブの調整だけをしっかりとやっておけば、問題なく使えるからです。

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2020年2月26日(水)

アジチョビーオリーブオイルオイル漬けに

仕込んでから二ヶ月以上経ったので、塩漬けから出して洗った後にオリーブオイルに漬けました。これであと二週間ほどで食べられるようになります。

市販のイワシのアンチョビと比べてみるとよくわかりますが、臭みがなくてすっきりとしています。それもそのはず、三枚に下ろしたアジの身を皮も骨も全て取り去ったものだけを塩に漬けているからです。臓物なども全て取り去ってあります。すっきりとして、パスタにも使えますね。

取り出す直前のボトルの中身。かなり量が少なくなっています。上に貯まっている水は魚醤です。

オリーブオイルを満たし、赤唐辛子とローリエの葉を入れて蓋をします。これで二週間もすれば食べられます。

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2020年2月25日(火)

午前シロギス釣り   シロギス47尾、ゴマイカ1杯

今日もいい凪で釣りができました。朝のうちはちょっと渋かったですが、潮が流れてくるといい喰いになりました。喰いが良くなってくると、上の針にも飛びつくようになります。今日は10尾程度は上の針に喰って来ていました。

やはりこの時期は水温が低いということもあって、飛びつくような当たりは少ないです。胴付き仕掛けの場合では、オモリは動かさないでハリスの部分だけを動かしてやると喰ってくることが多いです。餌がそっとしておくと動かないので、ツンツンと糸を張ってやることにより、餌を動かしてやるくらいの少しの動きで十分です。

シロギスの仕掛けにゴマイカが引っ掛かって来ました。かなり重かったです。

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2020年2月22日(土)

午前アジ釣り   アジ45尾(最大35cm)

今日は孫の涼くんを連れての釣りです。風が出るような予報でしたが、朝のうちはナギでした。南西風が強まって来たのは10時近くなってからです。

朝のうちからいい喰いをしていました。ただ、居食いをしているので、エサを咥えているなと思ったら、竿先をそっと持ち上げてやると針掛かりします。竿先をそっと持ち上げることにより針が立つので上顎に針が入ることが多いです。ですから、バレが少ないということになります。勝手に針掛かりしたアジはどこに針が刺さっているか分からないので、バレが多いのです。

水が澄んでいるので、できるだけハリスは細い方が最初の喰いつきはいいです。私は最初、2号でやっていましたが、すぐには喰わないので1.2号ハリスに換えました。そうしたら、コマセを振ってすぐに当たりが出始めました。ただ、大きいのが掛かるとハリス切れが心配です。

9時過ぎてからはもう予定数を釣ってしまったので、アジの泳がせでヒラメを狙っていました。一度当たったようですが、餌を取られてしまっただけです。

当たりがあった時に竿先をそっと持ち上げてやると上顎に針が入ります。

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2020年2月17日(月)

竿作り

自分がアジ釣りに使っている穂先の柔らかいグラスソリッドの竿をお友達にも使ってもらおうと思い、作り始めました。

まず、グラスソリッドを購入しました。穂先径1.2mm・元径7mm・長さ1.5mのものです。それと、リールなどを取り付ける竿の元部分いわゆるバットが必要になります。7mmのグラスソリッド元部分がきっちり入るのを探し出してきます。釣道具屋さんでは単品で売っています。私は打木屋に釣りに来られた方で竿を折ってしまい、そのまま放って置かれた竿をもらって来て再利用してます。でも、自分が作ろうとしている竿の元の部分がぴったり合うのはなかなかありません。あとは自分でグラスソリッドの元の部分を削ったり、バットの部分も削ったりしてうまく合わせます。この時に役に立つのが、祖父が遺してくれたいろいろな種類・形のヤスリです。

祖父の時代では竹竿が主流でしたが、素材がグラスやカーボンになった今でも使えます。

最初はグラスの元がバットに全く入りませんでしたが、両方を削って何とか入れることができました。

グラスの元はバットの中に10cm入れてあります。ボンドを付けて差し込んだところです。

私も昔は極鋭などを買いまくりましたが、今は自分で作れるものは何でも自分で作ろうと思い始めました。釣りの仕掛けはもとより、チドリ天秤まで自分で作っています。リールの修理は人のリールを頼まれれば直します。請け負うのは手巻きリールだけですが、自分のは電動でも直します。

今週はこの竿を仕上げようと思っています。それと自分のリールの整備も貯まっています。頼まれた人のリールを先にやっているものですから、自分のが後回しになっています。

こんなことをやっている時が一番楽しいですね!  Instagram tadakuni744

2020年2月15日(土)

午前シロギス釣り    シロギス51尾、イシモチ6尾

久しぶりのシロギス釣りです。木更津沖の25mダチを釣りました。朝から喰いは続きました。潮がそれほど動かないので、少し沖目に仕掛けを放った方が喰いは出てました。暖冬でこの時期でもシロギスが喰うと言っても、水温はまだ低いです。ですから、活発な喰いというわけではなく、静かに喰うという感じだと思います。胴付き仕掛けですから、ツンツンと糸を軽く張るようなことをして餌を動かすようにしてやると、喰ってきます。しかし、決してオモリは動かさないように。。。

今日は二本針で釣りましたが、殆どが下の針に喰ってきていました。しかし、見せ餌のつもりで上の針に餌を付けておくのも大事だと思います。仕掛けを遠くに投げて道糸を斜めにすれば、上の針に喰うチャンスも増えます。

この時期のシロギスは脂が乗ってとても美味しいです。

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2020年2月14日(金)

午前タチウオ釣り   タチウオ13本

今日はいい凪で釣りができました。タチウオの喰いは朝のうちは少し悪かったですが、少ししてから喰い出してきました。型は小ぶりも混じりました。どちらにせよ、当たりはかなりありました。

場所は中の瀬南西の45m〜55mダチです。殆どが底から5m前後で当たります。しかし、はっきりとした当たりではなく、モゾモゾと軽く押さえ込むような当たりです。針掛かりさせるのにかなりの神経を使います。でも、これが面白いところです。何とか針に掛かると「ヤッター!」という気分になります。

2月のこの時期に50m前後の深さでまだタチウオが釣れているだけでもありがたい気分です。アジにしても未だ本牧沖でいいアジが釣れていますね。このまま、落ちずに居残ってしまうつもりなのでしょうか? 3月になれば、もうノッコミが始まってしまいます。

タチウオも喰いも活発というわけではありません、ですから、ビニールチューブ付きの仕掛けでは喰いが落ちます。外掛け結びで縛った針の方が喰いはいいです。私はチモト部分だけ16号で外掛け結びで縛っています。糸の太さはタチウオはあまり気にしないようです。

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2020年2月13日(木)

製造中止になったリールの修理

私のところに持ち込まれるリールは製造中止になったリールが多いです。シマノのカルカッタやダイワのミリオネアなどのいいリールは製造中止になったバージョンでも、何とか直せますね。そのリール固有の部品が必要になった時には苦労しますが、ボールベアリングが動かなくなった場合にはいくらでも他のメーカーというかベアリング専門メーカーから調達できます。もっとも、サイズは多岐に渡っていますが。。。私はNSK(日本精工)のベアリングは揃えてあります。

高級なリールであればあるほど、固有の部品が壊れることはあまりありませんが、ベアリングはすぐに不良になってしまいます。時にはボールベアリング が取り外せないほど癒着してしまっていることがかなりあり、外側のケースがくっついたままということもかなりあります。メーカーではARB(Anti Rust Bearing)とかCRBB(Corrosion Resistant Ball Bearing)などと銘打ってサビに強いと言っていますが、名前倒れですね。

両軸リールではハンドルが逆転しないように、ハンドルシャフトにワンウェイクラッチという名のローラーベアリングを使っているリールが多いです。このローラークラッチ は壊れやすいです。ここが壊れると、ボールベアリングのように他の専門メーカーから調達ということもできません。リールのメーカーも製造中止になった機種の部品は6年過ぎると取っておきませんので、困ります。ちょっとおかしいと思っても、換えの部品が調達できない時にはひたすら洗浄して、何とか使えるようにしています。

とにかく、いくら高価なリールでもサビには勝てませんから、時々は整備に出すようにした方がいいと思います。動かなくなってからでは遅いですよ。

いいリールほど外れやすいバネは使っていません。この写真のリールは外れやすいバネを使っていますね。カバーを開けただけで、どこかに飛んで行ってしまうリールもあります。

2020年2月11日(火)

午前タチウオ釣り   タチウオ11本、特大アジ1本(41cm)

久しぶりの釣りです。タチウオはこの時期になってもまだ釣れています。今日の場所は中の瀬の南側で本線航路沿いの水深45〜50mダチの場所です。オモリは60号でも大丈夫ですが、潮が速いので私は80号を使いました。

朝行ってすぐは当たりは少なかったです。しかし、潮が動き始めると喰いが良くなりました。北風がちょっと強く波がかなり高かったので微妙な当たりが取りにくかったです。もう少し凪ていれば、もっと釣果が上がったでしょう。

誘いはあまり強くすると喰ってこないように思えました。小さく静かに誘っていると当たりが出て、そうなると餌を離さないように思えました。だからと言って、あまり待ちすぎると切られてしまいます。この辺の駆け引きがタチウオ釣りの面白さでもあると思います。当たりは底から3〜10mくらいまでには当たりが出ていました。あまり上では喰わなかったです。電動の自動巻きでは喰いがなかったです。やはり手巻きで誘った方がいいと思います。

タチウオが掛かった時にしっかりと合わせを入れないと、上げてくる途中でバレることが非常に多いです。これは針がタチウオの口の中に入っていても、しっかりと刺さっていないからです。ですから、柔らかい竿を使っているとバレることが多いので注意です。

41cmの幅広アジ、タチウオの餌に喰ってくるアジは大きいですね。

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2020年2月6日(木)

リールのオーバーホールの薦め

しばらく使っていないリールのオーバーホールを頼まれて、リールを開けて見ました。オーバーホールだけだから綺麗に洗浄してグリスアップしてやればいいと思っておりましたが、そうではありませんでした。

ボールベアリングと固有のパーツ2箇所に腐食によるものと見られる不具合が見つかりました。このリールをこのままで再び使い始めたら、すぐに動かなくなってしまいます。

上の写真はピニオンギアのところにあるボールベアリングです。腐食と汚れで全く回転しません。でも、これはまだいいほうです。中の状態はダメでも外側の形状はそのままですから。この状態から悪化した場合はケースが壊れてしまい、中から小さなボールが出てきてケース自体の破片と一緒にリンケージに引っ掛かってしまいます。そうなると、歯車の歯に挟まってしまって、ギアを傷つけてしまいます。

少しでもリールの状態がおかしいと思ったら、すぐにメンテナンスに出すことを薦めます。釣具店を通してメーカーに修理に出したら、新しく買った方がいいくらいの値段を取られます。それに日にちも掛かるし。。。

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