2020年11月7日(土)

午前アジ船 中乗り

今日は小潮でしたのでタナを取るのが楽でした。潮の速い時には底から2m持ち上げてコマセを振るということがきっちりとできません。底に着いてから2m持ち上げるというと簡単なように聞こえますが、実際はなかなかうまくいきません。底に着いてすぐに2m持ち上げても、タルミを取っていなければ上げたことにはなりません。

潮の速い時、仕掛けが落ちていくのに道糸は直線では落ちません。潮の流れによる抵抗を受けて放物線を描きます。仕掛けが底に着いた時にはこの膨らんだ部分(放物線)がタルミになります。このタルミをとらない限り底から2m持ち上げたことにはなりません。タルミを取らないで2m持ち上げてもほとんど底に近いところにビシオモリがあって、針の付いた仕掛け部分は底を這っている感じになります。このまま放っておけばカサゴが喰いつくか底の岩などに引っ掛かってしまいます。

しっかりとタナを取り切るというのはアジ釣りの場合即釣果につながります。しっかりとタナを取れている人には面白いように大きなアジが掛かりますが、そうでない人はカサゴばかりということになってしまいます。

今日はかなり大きなアジが釣れました。35cmから40cmのアジになるとかなり引きが強いです。それに外道として大きなサバや黒鯛が掛かります。強い引きに耐えてうまく取り込みことができるかどうかはその方の腕によるかもしれません。

このクロダイはあくまでアジ釣りの外道です。大きなサバも掛かります。

Instagram tadakuni744