リールの修理
シマノ カルカッタ小舟1000の整備を頼まれました。預かった当初はハンドルがやっと回るが重いという感じです。左側から開けてスプールを抜こうとしましたが、全く抜けません。
スプールコントロールツマミを取ると、スプールの先端が見えています。ボールベアリング が錆びて固着してしまいなかなか抜けないのです。
右側のカバーがやっと取れました。ですが、ボールベアリングの内側のケースがまだ取れません。ボールベアリング自体は完全に破壊してしまっています。いろいろやっているうちに何とか取れました。あとはスプールシャフトをトンカチで静かに叩いて真っ直ぐにしました。それとサビの除去も行いました。
このカルカッタというリールはダイワのミリオネアと並んでとても基本的な造りのいいリールです。ベアリング は交換しなければならないですが、他のパーツはしっかりと作動しています。これで蘇りました。
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