2020年12月30日(水)

タチウオ釣り仕掛け

いよいよ今年もあとわずかです。このブログもこれで今年最後になります。また、来年もよろしくお願いいたします。

先週金曜日にタチウオ釣りに行きました。私にはテンヤ仕掛けではなかなか思うようには釣れないので、天秤仕掛けでやりました。

上の写真の下の方にハリスの結び目があるのに気が付いたでしょうか? これは針の結び目から20cmくらいまでを12号で結んでいるからです。その上は7号です。なぜこのようなことをするかと言えば、7号でそのまま針を外掛け結びでしばれば一番いいのですが、どうしても傷が付いて切られてしまうことが多いからです。では、パイプを付ければいいではないかと思うでしょう。この時期はタチウオの喰いも夏場のようにはガツガツしていません。当たりはかなり繊細です。とにかく、タチウオに口を使ってもらわなければいけません。それには針をまっすぐに付けるのが効果的です。糸の太さはあまり気にしていないようです。

針をまっすぐに結ぶのが一番効果的です。こうしておけば餌が回りません。12号を使うのは針のチモトからせいぜい20cmくらいです。その上は7号にします。この結び方がかなり難しいです。太さの違う糸を結び合わせるのには編み込み器を使います。太い糸の方を折り込んで、そこを細い方の糸で編み込むのです。

ちょっと引っ張ったら切れてしまうようではこんな仕掛けを作った意味がありません。実戦では傷が付いてもそのまま使っていましたが、5本くらい釣ると,針のチモトが傷付いて切れそうになるので交換しました。とにかく、タチウオに口を使ってもらうことを最優先にしてこの仕掛けを作っています。針の上にある輪(カン)に結んでいたのではどうしても餌が廻ってしまいます。針のチモトから糸がまっすぐに出ていることが大事です。

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