2020年11月22日(日)

午前アジ釣り 中乗り

今日も打木屋では大勢の方達がアジ釣りに来ていただきました。ありがとうございます。私は慣れない方達が多い時には中乗りで手伝いに行きます。夏場は腹に巻くウエストタイプの救命胴衣を使用していますが、冬場はライフベストを着用して居ます。赤いライフベストの表面に「クニ」と書いたベストを着て居ますので、見かけましたら気軽に声を掛けてください。

今日もアジは朝からいい喰いをしました。レンタル竿を使用している方には徐々に面倒を見ていきますが、大勢の方達を一度に見るわけには行きません。

アジのビシ釣りでは底から2m前後持ち上げてコマセを振り、そして更に1m持ち上げるのが基本です。場所により、また魚影の濃さにより底から持ち上げる深さが変わってきます。船長が底から3mという指示があったなら、最初に言った通りに2m持ち上げてコマセを振りそして1m持ち上げて待つ、これが基本です。底から2.5mと言われたなら底から1.5m持ち上げてコマセを振り、そして更に1m持ち上げて待ちます。レンタルの竿ではリール一回転は約50cmです。コマセを撒く時にはチョロチョロと撒くようなことはせず、1mくらいの幅でいいですから強く撒きます。狭く濃くです。イメージでは「濃いコマセの煙幕を作り、その煙幕の中に自分の仕掛けの針を入れてやる」という感じです。薄い煙幕では大きなアジは寄ってきません。水中でいくら濃い煙幕を作っても、それがいつまでも残っているわけではありません。せいぜい30秒です。その後は煙幕がなくなってしまい、そのまま待っていてもアジが喰ってきてくれることはあまりありません。新たにまた煙幕を作り直してやることが必要です。最初にコマセを振って30秒後にはそのままの状態でコマセを2回ほど強く撒きます。今度はそのままで待ちます。それでも喰いがなかったなら、今度は一度底まで下ろします。そして再度仕掛けを持ち上げてからコマセを撒きます。

今日はしっかりとコマセを振っている方には当たりがすぐにありましたが、コマセの振り方が弱い方にはあまり当たりがありませんでした。それとビシが底からしっかりと持ち上がっていない方には当たりが少なかったです。最初に底まで仕掛けを下ろしたときにタルミをしっかりと取らないと、底から持ち上げたことにはなりません。かと言って、底に着けている時間が長いとすぐにカサゴが喰ってきたり底に根がかりしてしまいます。底に着いたらすぐにタルミを取り、直ちに持ち上げるようにしましょう。

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