2019年9月28日(土)

午前アジ釣り  中乗り

今日も朝からいい喰いをしていました。レンタルのお客様はこちらから教えるようにしていますが、マイロッドの方達にはあまりこちらからは言いません。「見てくれ」と言われればこちらからも色々と教えることがありますが、そうでない時にはレンタル竿の方達を優先的に見てます。往々にして、自己流で釣っている方はマイロッドの方達に多いです。

1。タナを取るということはどういうことか?
タルミを取らないで2m持ち上げても、底から2m持ち上げたことにはなりません。

2。底から2m持ち上げてコマセを振り出すのですが、ほとんどの方の振り方が弱い。作るコマセの煙幕は大きくする必要はありません。1mくらいの幅でいいから濃いコマセの煙幕を作るというイメージを持つ。何回も竿を振る必要はなし。せいぜい2回か3回。作ったコマセの煙幕の中に仕掛けの針を入れてやるためにあと1m持ちあげる。そして、そこで30秒は待つ。この時にコマセを振る必要は全くなし。ジッと待っていればいい。

3。30秒待って当たりが出なかったら、タナを取り直す。オモリを底へ下ろして再度2m持ちあげる。ここでコマセを撒く。この操作を4回ほどやっても当たりが出なかったら、カゴの中のコマセが出切ってしまっているだろうから、上げてコマセを入れ替える。

マイロッドの方達は往々にしてコマセの振り方が弱いです。それと、30秒待つということは30秒もすればコマセの煙幕が消えてしまうだろうから。ですから、新しくコマセを撒くのにまた底まで下ろして取り直すのです。本牧地区は底が岩礁地帯のところが多いです。凸凹になっているので最初に3m持ち上げてもしばらく経つと浅くなったり深くなったりします。船は流していなくても横にちょっとずれただけでもすぐに2mや3m深さが変わります。

今日はしっかりとタナが取れている人にはすぐに幅広のアジが釣れて来ていました。30cmから35cmくらいのアジがダブルで喰うとびっくりするくらいの引きですよ。

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