2019年6月2日(日)

午前アジ釣り船中乗り

今日も中乗りです。昨日よりも風が弱く波もそれほどなかったです。アジの喰いは順調でした。ただし、メチャクチャに喰うというのではなく、しっかりとコマセを振っている人には釣れていました。後半、上げ潮が流れてくるといい型のアジが喰ってきました。何回も言っていることですが、ビシが底に着いてからすぐに重りを持ち上げるのではなく、必ずタルミを取ってから持ち上げるようにしてください。タルミを取らないと底からビシが持ち上がりません。船長が「タナは底から3m」と言っていたら、2m持ち上げてそこでコマセを強く2回ほど振ります。それから1m持ち上げます。この後は何もしないで30秒ほどはそっと待つ。30秒待って当たりが出なければ、ビシをまた底に落としてタナを取り直す。これを4回ほど繰り返すと大体コマセがなくなっているはずですので、仕掛けを上げてコマセを詰め替えます。レンタルのリールでは一巻き約50cmですので、タルミを取った後四回巻きコマセを振り、それから二回巻きます。船長が「タナは底から2m」と言っていたら、1m持ち上げてコマセを振り、それから更に1m持ち上げます。コマセを撒いた後に1m持ち上げる意味は撒いたコマセの煙幕の中に自分の仕掛けの針を入れるためです。

コマセは適当にチョロチョロ出しておけばいいという考え方は間違えです。狭い幅(せいぜい1mの幅)でいいですから濃いコマセの煙幕を作ってあげるという気持ちでやってみてください。底に着いてからすぐにチョロチョロとコマセを出すようなやり方では本牧のアジは釣れません。底からしっかりとビシを持ち上げてから強いコマセを撒くようにしましょう。底からすぐにビシを持ち上げないとカサゴが喰ってしまったり底に根掛かりしてしまったりします。