2018年5月26日(土)

午前シロギス船中乗り   水の濁りは解消してます。

シロギス船の中乗りお手伝いに行って来ました。レンタルの竿使用の慣れない方が多かったですが、まあまあ釣れました。ベテランの方が来て釣っていたら40尾や50尾は釣っていただろうと思われる状態でした。初めてされる方達にそれを期待はできないので、少しでも釣っていただこうと餌の付け方からちょっとうるさく指導しました。

みなさんが疑問に思っていることの多くは「どうやって釣るの?」ということです。胴付き仕掛けに関してだけ言いますが、「オモリをできるだけ動かさない」ということの一言に尽きます。これはシロギスに餌を捕食する時間を与えてやるということです。オモリが底に着いてそのままにしておいたにしても糸を張っていればもうそこでオモリがゴロゴロと動いています。軽く糸を張っているだけでです。ですから、この時は必ず弛みを残しておくことが大事です。でも、ずっとそのままにしておいては仕掛けが同じ位置で止まったままで潮の流れの後ろに留まってしまいます。私が糸を張らないでオモリを止めておくというのはシロギスが餌を捕食する時間を与えているということです。約10秒ないし15秒したらゆっくりでいいですから1mくらい竿を持ち上げてまた静かにオモリをおいてやるのです。この時にシロギスが餌を捕食していたら、竿を持ち上げることによって針掛かりします。(いわゆる聞き合わせ)掛かっていなかったら、静かにオモリを置いてやります。決してストンと落とさないこと、これが大事です。オモリを急に落とすことによって魚を散らしてしまうからです。オモリを持ち上げたつもりでも下ろす時にすぐに底に着いてしまうことがあるのは道糸が水の中で弧を描いたように弛んでいるからです。こういう時はきっちりと糸を張るまでリールを巻いてから竿を持ち上げるようにしましょう。また、オモリをゆっくりと下ろすという動作は仕掛けを潮に乗せてやるということにも繋がります。

潮の流れの速い時には真下に仕掛けを下ろしても喰います。何故なら船が流れるので、10秒間隔でオモリを静かに上下しているだけでどんどん新しい場所に入っていきます。沖目に投げられない方はこの釣り方でも十分釣れることがあります。しかし、潮の流れの緩い時は船が流れませんので、仕掛けが新しい場所に入って行きません。こういう時は少し沖目に投げるしかありません。

今日はアジ船もかなりの釣果があったようです。先週の日曜日の北東の強風の後、急速に水が濁りました。この影響だと思いますが、アジの喰いがかなり渋くなっていました。金曜日の釣果を見ても釣っている方で10尾超でした。今日はいつもの喰いが戻ったようで、釣る方で50尾は釣っていたようです。水の濁りは殆ど解消して綺麗な水に戻っています。