2018年11月25日(日)

午前アジ釣り 中乗り

金曜・土曜そして今日三日間中乗りでお手伝いです。金曜日はちょっと北東の風が強く波が立ち釣りにくかったですが、昨日今日はいい日並みでした。波が立つといいポイントに入れず又は入っても波が高くてやっていられないことがあります。

うまくいいポイントに入れる時にはいい喰いをします。一つの場所で長く釣れる時もありますし、すぐに喰いが終わってしまう時もあります。最近は潮が澄んできています。こうなると、どうしても細いハリスの方が喰いはいいです。メチャクチャに喰いが立っている時にはハリスの太さなんか気にすることはありませんが、ポツポツとした喰い方ですとどうしても細いハリスの方に先に当たりが出ます。

ビシオモリを底からしっかりと2mほど持ち上げてコマセを振らないと当たりは出ません。リール一巻き50cmだから底に着いたら4回巻けばいいのだろうと思っている方が多いです。タルミを取らないでリールを4回巻いても底から持ち上がったことにはなりません。ここのところを注意してください。タルミが取れたか取れないかがわからない方はオモリをちょっと持ち上げて静かに下ろしてみると、「トンッ」という感じで底に着いた瞬間を竿先で感じることができます。ここから4回巻くことで2m持ち上げたことになります。ここで初めてコマセを撒きます。ストロークはそれほど大きくなくていいから強くです。コマセを振った後にリールを二回巻く(1m持ち上げる)のは振ったコマセの煙幕の中に自分の仕掛けの針を入れるためです。この後はただ静かに待つだけです。やたらに竿を振ってコマセを出すようなことはしません。30秒ほど待って当たりが出なければ、底に落としてタナを取り直します。

仕掛けをやたら長くしている方はビシによるアジ釣りを理解しているとは思えません。オキアミ使用のコマセマダイ釣りと同じだと思っている方がいるとしたら大きな間違いです。アジ釣りの場合はコマセに近い方が喰いはいいです。魚が大きくても同じです。ですから、長いクッションゴムを付けている方はその分だけ喰いが遠のくと思ってください。二本針のアジ仕掛けのどちらに当たりが出るのか?これは圧倒的に上の針です。理由はコマセカゴに近いからです。アジの型が40cmオーバーになっても同じです。アジの仕掛けは長くて2mです。それ以上長くするとコマセの効果を期待できません。コマセは少しずつチョロチョロ撒くようなことはしません。濃いコマセを撒くことが型のいいアジを釣るコツです。タナを取った直後だけコマセを強く振るということを守っていれば、四回ほどはできます。

細いハリスの仕掛けは質のいいものを使うことを勧めます。