2017年11月3日(金)

古いリールの修理

何十年前だかに買ったかわからないABU6500Cが出てきました。塩ガミとサビでハンドル、スプールも動かないので普通なら捨ててしまうところでした。でも、何とかやってみようと思いました。最初はハンドルを取り外すことさえできませんでした。熱湯をかけたり、CRCを掛けてやっとのこと外すことができました。ギアなどが収納されている箇所のカバーを取り外そうと思っても塩ガミが邪魔をして、最初は開きませんでした。やっとこさ開けてびっくり! 砂みたいな粉状のものがパラパラ落ちてきます。塩ガミです。

塩ガミや汚れを取り除いてみたところ、腐食して機能不良になっている部品はありませんでした。ベアリングに関しては全く問題ないわけではありませんが何とか動きました。もちろん換えればもっとよく回転するでしょうが。。。シマノのリールでよく機能不良になっているワンウェイクラッチはABUでは機構が違うので壊れようがありません。しかし、筐体を包むカバーがアルミ製なので塩ガミでボロボロになっている箇所があるのはしょうがないですね。

ベアリングは交換していないのでスプールをフリーにしても気持ちよくは回転しませんが、通常の使用には十分耐えられます。以上、交換部品はなかったです。LTアジ用なら使えそうです。巻いてあったPEの道糸はボロボロでしたので捨てて、新しいのを巻き直します。