2018年6月2日(土)

午前アジ船中乗り

午前アジ船のお手伝いに行って来ました。釣れる方とそうではない方の差が出てしまいました。その違いはコマセの撒き方ですね。

船長から釣り始めの際にタナの指示があります。今日は下から2mという指示でした。底まで着いてから仕掛けを持ち上げます。レンタルの竿に付いているリールでは一巻き50cmです。ですから、4回巻けば2m持ち上がってしまいます。このリールを巻く時に注意して欲しいのは底に着いて、たるみを取ってからです。たるみを取らないで巻いても下から巻き上げたことにはなりません。いきなり4回巻いてからコマセを振るのではなく、まず3回巻いてそこでコマセを撒きます。2回ないし3回竿を上下させた後リールをもう1回巻きます。撒いたコマセの煙幕の中に自分の仕掛けの針を入れてやるためです。ここで30秒ほどじっと待ちます。やたらに竿を振っても意味がありません。当たりがこなければ、ここで2回ほど竿を上下させます。また30秒ほど待ちます。それでも当たりがなければ、ここで仕掛けを底まで下げてタナを取り直します。ここでまたコマセを撒きます。これまでで3度ほどコマセを撒く操作をしました。ここで当たりがなければ仕掛けを巻き上げてください。コマセを詰め替えです。もし、上に巻き上げた時、コマセが半分以上残っていたら、それはあなたのコマセの撒き方が弱いということになります。コマセを詰め替えて仕掛けを下ろします。

船長から底から3mというタナの指示があったら、リール4回撒いてコマセを振ってから、さらにリールを2回巻くということになります。都合6回リールを巻くことになります。

コマセを撒くコツは広く薄くではなく、狭く濃くです。竿を上下に振るストロークの大きさはせいぜい1mの幅もありません。