2018年5月28日(月)

午前アジ釣り   アジ30尾、カサゴ1尾、イシモチ3尾

いつもの場所ではあまり釣れなくて普段あまりやらない場所で釣れました。一つの場所で釣り始めてもすぐには喰ってくれませんでした。コマセを2回ほど撒いてからやっと喰い始めて来ました。

先週末には水がかなり綺麗になりましたが、今日の様子ではまだ少し濁っています。ですので、青イソメを付けている方が喰いがよかったです。

2018年5月26日(土)

午前シロギス船中乗り   水の濁りは解消してます。

シロギス船の中乗りお手伝いに行って来ました。レンタルの竿使用の慣れない方が多かったですが、まあまあ釣れました。ベテランの方が来て釣っていたら40尾や50尾は釣っていただろうと思われる状態でした。初めてされる方達にそれを期待はできないので、少しでも釣っていただこうと餌の付け方からちょっとうるさく指導しました。

みなさんが疑問に思っていることの多くは「どうやって釣るの?」ということです。胴付き仕掛けに関してだけ言いますが、「オモリをできるだけ動かさない」ということの一言に尽きます。これはシロギスに餌を捕食する時間を与えてやるということです。オモリが底に着いてそのままにしておいたにしても糸を張っていればもうそこでオモリがゴロゴロと動いています。軽く糸を張っているだけでです。ですから、この時は必ず弛みを残しておくことが大事です。でも、ずっとそのままにしておいては仕掛けが同じ位置で止まったままで潮の流れの後ろに留まってしまいます。私が糸を張らないでオモリを止めておくというのはシロギスが餌を捕食する時間を与えているということです。約10秒ないし15秒したらゆっくりでいいですから1mくらい竿を持ち上げてまた静かにオモリをおいてやるのです。この時にシロギスが餌を捕食していたら、竿を持ち上げることによって針掛かりします。(いわゆる聞き合わせ)掛かっていなかったら、静かにオモリを置いてやります。決してストンと落とさないこと、これが大事です。オモリを急に落とすことによって魚を散らしてしまうからです。オモリを持ち上げたつもりでも下ろす時にすぐに底に着いてしまうことがあるのは道糸が水の中で弧を描いたように弛んでいるからです。こういう時はきっちりと糸を張るまでリールを巻いてから竿を持ち上げるようにしましょう。また、オモリをゆっくりと下ろすという動作は仕掛けを潮に乗せてやるということにも繋がります。

潮の流れの速い時には真下に仕掛けを下ろしても喰います。何故なら船が流れるので、10秒間隔でオモリを静かに上下しているだけでどんどん新しい場所に入っていきます。沖目に投げられない方はこの釣り方でも十分釣れることがあります。しかし、潮の流れの緩い時は船が流れませんので、仕掛けが新しい場所に入って行きません。こういう時は少し沖目に投げるしかありません。

今日はアジ船もかなりの釣果があったようです。先週の日曜日の北東の強風の後、急速に水が濁りました。この影響だと思いますが、アジの喰いがかなり渋くなっていました。金曜日の釣果を見ても釣っている方で10尾超でした。今日はいつもの喰いが戻ったようで、釣る方で50尾は釣っていたようです。水の濁りは殆ど解消して綺麗な水に戻っています。

2018年5月24日(木)

アジの釣り方とシロギスの釣り方の追加文の移設について

アジの釣り方(潮の速い時のタナの取り方)およびシロギスの釣り方についての追加文をこの釣り日誌に日にちを分けて掲載しました。全部で6日分あります。もう一度見たいと思われる方もいらっしゃると思うので、打木屋ホームページの仕掛け・釣り方の欄 「LTアジ釣り」と「シロギス釣り」にそれぞれ追加文を移設しました。

潮の速い時にはどうすべきか、私の知っている限りの知識で書き出しました。この記述を読んでもまだよくわからないと思われる方は遠慮なく質問してきてください。

先日のシロギス釣りにおいてもアジ釣りにおいても、終盤に近づいてくると一度掛かった魚がバレるケースがかなりありました。どうしてかなと不審に思い針をよく見たところ、針のカエシが飛んでしまっていました。カエシは新品のうちは鋭くなっていてバレも殆どないのですが、10尾以上釣るとカエシが飛んでしまっている場合もありますので注意してください。

2018年5月22日(火)

午前アジ釣り   アジ15尾

べた凪の絶好の釣り日和でしたが朝早くは凪だおれでした。潮が殆ど動かずおまけに濁っていて活性が悪い感じでした。9時半過ぎまで1尾のみでこれはダメだなと思いかけた頃になってやっとポツポツと当たり出しました。帰り間際にはミニ入れ喰いになりました。しかも、魚の型が大きい。30cm近辺の魚ばかりでした。早くから喰ってくれよとためいきをつきながら釣っていました。やっと下げ潮が効いてきたのでしょう。

潮が濁っているので、青イソメは必須ですね。澄んでいると赤タンだけで十分なのですけど、今日は青イソメを付けていない方は苦戦していたようです。

このような状態もすぐに解消すると思います。ちょっと南風が吹けばすぐに綺麗な水に戻ってしまいます。

2018年5月21日(月)

午前シロギス釣り    シロギス35尾、アジ1尾(37cm)、ホウボウ1尾

いい凪で釣りができました。シロギスの喰いは潮が行かないせいか、それほど活発ではなかったです。仕掛けをちょっと飛ばさないとなかなか喰ってきてくれません。それと、オモリを動かさないでじっとしておく時間をちょっと長めにした方が喰いがいいような気がしました。糸を軽くツンツン張ってほんの少し餌を動かしてやると喰いはいいと思います。今日みたいな潮では道糸が細かろうが太かろうが大して問題にはなりません。今日も2本針で釣りました。上の針にかなりの数のシロギスが喰ってきていました。

潮が小さいので、仕掛けを少し投げないと広い範囲を探れません。

2018年5月18日(金)

午前シロギス釣り     シロギス28尾、イシモチ7尾

今日は久しぶりに凪で釣りができました。凪は良かったのですが下げ潮が速くて釣り難かったです。水深20mもないのにリールの糸は40m以上出てしまっています。表層の潮が速くて十分なタチ取りができませんでした。私は道糸0.6号ですが、これでもまだ糸フケが出てしまいます。時々竿を持ち上げて、場所移動と当たりの聞き合わせするのですが、かなり大きく竿を持ち上げていてもすぐにオモリが底に着いてしまいます。潮の流れで大きくふくらんでしまった道糸を持ち上げようとしても、なかなか持ち上がらないのは当たり前ですよね。大きくたわんでしまっている道糸をいくら持ち上げても道糸が張らない限りオモリが持ち上がらないのは道理です。潮の速い時にはできるだけ細い道糸を使うようにしましょう。

2018年5月16日(水)

午前アジ釣り  アジ18尾

朝行ってすぐには喰いは良かったです。ですが、途中でバレが多かったです。9時前までに15尾釣って、よしこれからという時に南風が吹き込んで来てしまいました。それからはどこをやっても喰い渋りました。沖上がり間際に少し小ぶりのアジが喰い出しましたが、水面でほとんどがバレてしまいました。

 

2018年5月14日(月)

アジ釣り  潮の速い時のタナの取り方(2)

上の図では表層から下層までほぼ均一に潮の流れがあることを表しています。道糸はほぼ直線的に斜めになっています。下層でも潮の流れがあるので、ハリス部分はほぼ横になびいていると考えてください。このような時はコマセを撒いてから更に仕掛けを持ち上げる必要はありません。コマセの煙幕の上側に仕掛けが来てしまいます。しかし、釣り人が潮が通っているのを目で確認できるのは表層でしかありません。底近くの潮の流れがどうなっているかはタナの取り直し時のオモリの付き方とか魚の喰いとかで判断するしかありません。

2枚目の図では表層だけ潮の流れがあることを表しています。下層では表層ほど潮が流れていないのでハリス部分は少し下に垂れ下がるでしょう。道糸は表層部分だけふくらんで、下層に行くほどほぼ真下に落ちて行きます。このような時はタナの取り直しをすることによってほぼ直線的に直して行くことができます。いわゆる”糸フケを取る”ということです。2mでコマセを撒いたら、通常通り1m持ち上げた方が針がコマセの煙幕部分に入ります。下層の潮がどうなっているかはわからないので、最初のうちは手探りでやるしかありません。どのようにしたら魚が当たりがあったかを一番大事にします。

魚の喰い方がモヤモヤしてよくわからない時は待っているタナが低い場合が多いです。反対にいきなりキュンと引っ張るような当たりだったら、タナが高いと考えていいと思います。

潮の速い時にビシオモリが底に着いたら、すぐにタナを取り始めることはせず、まずタルミを取ることが大事です。この時にまず左の親指でスプールを押さえて着底した後のスプールの回転を素早く止めておくことが大事です。糸フケが取れたかどうかはオモリをちょっと持ち上げてすぐに下ろして底に着いたことを二、三度確認してからタナを取り始めると良いでしょう。いい加減なところでコマセをいくら撒いても、自分の針に当たりが来なければ意味がありません。自分が撒いたコマセで隣の方に当たりが来てしまっては面白くないと思います。自分が撒くコマセで自分の針にアジを掛けるには適切なタナでできるだけ濃い煙幕を作ってやるしかありません。チョロチョロと少しずつ出るようなコマセの撒き方では自分の針には掛かりません。また、広い範囲にコマセを撒くことも必要ありません。コマセを撒く時の竿を振るストロークの幅はせいぜい1mくらいで結構です。一度に竿を振る回数は二回か三回です。その代わりに強く濃いコマセを出すようにします。そして15秒か20秒ほどは待つことも大事です。(やたらに竿を上下させない。) 次にコマセを撒く時は、潮のない時にはそのまままた竿を振ればいいですが、潮のある時は一度タナを取り直してから振った方が確実です。コマセを詰める時はカゴにはみ出るくらい一杯詰めます。これはゆるゆるに詰めると落ちて行く時にほとんど無くなってしまうからですし、コマセを振る時には濃いコマセを出したいからです。このようなコマセを撒く操作を3回ほどやって当たりがなければ、巻き上げてコマセを詰め替えてください。だいたい無くなっているはずです。もし、コマセが十分に残っていたら、それはあなたのコマセの振り方が弱いからです。濃いコマセの煙幕を作ることが大事なので、適当に竿を振ってチョロチョロとコマセを出すような操作はしません。

潮のある時のアジ釣りはかなり難しいですが、アジの活性はやはり潮のある時の方が断然いいです。タナの取り方とコマセの振り方で釣果は歴然と違って来ます。また、これからの時期は40cm前後の大型も顔を出して来ます。魚が掛かってリールを巻く時に竿を下向きにしておかないで水平にしておくと大型の急な引きにもある程度は竿の弾力でカバーできます。竿を下向きにしておくと竿の弾力を利用できません。

2018年5月13日(日)

アジ釣り 潮の速い時のタナの取り方(1)

アジ釣りでは潮に乗せて船を流すようなことはしません。船長はできるだけポイントをずらさないように操船します。しかし、とんでもなく速い潮の時には同じポイント留めることはできません。あくまでできる限りです。

潮が速くて場所を動かさないのであれば、仕掛けを下ろすと斜めに道糸が流れていくのは当然のことです。水深20mなのに24、5mしないと底に到達しません。いくら船長が船を同じポイントに止めておくと言っても微動だに動かさないなんてことはできません。ちょっとポイントの潮上側になったり、潮下側になったりするのは避けられません。水深20mで最初は25mで着底したとしても、すぐに取り直したら22mで着底することにもなったりします。ではどうしたらいいのかというと、その都度タナの取り直しを素早くするしかありません。最初に仕掛けを投入してタナを取ったら、しばらくそのままというのは潮の速い時には適切な釣り方ではありません。釣り人が最初に取ったタナからずれているのを察知できるのは水面上の道糸の角度だけです。

いかに素早くタナの取り直しをするかが潮の速い時には求められます。糸フケを取らないで取り直しをしても正確には取ったことにはなりませんので、糸フケを取った上での底ダチを取るのが大事です。トンと底に着いた感触を確認したら、一度だけでなくオモリを持ち上げてすぐにもう一度底に着けてみる。二回もしくは三回ほどこの操作をして同じ位置で底ダチが取れれば大丈夫です。同じ位置で底ダチが取れなければ、まだ糸フケが取れていないということです。

通常タナ取りは「下から3m」と言われたら、2mでコマセを撒きそして1m持ち上げて待つというのが一般的です。ですが、潮の速い時は2mでコマセを撒きさらに1m持ち上げると仕掛けがコマセの煙幕の上に行ってしまいます。何故なら、仕掛けは潮で殆ど真横になびいているからです。こういう時には2mでコマセを巻いたらそのまま待った方がいいと思います。あとは魚が喰うか喰わないかで判断することになります。水面近くではすごく潮が速いと思われるのに、底近くでは潮が殆ど動いていないなんていうこともあるので、あとは魚の喰い方を見て判断するしかありません。

2018年5月12日(土)

午前アジ船中乗り

今日はシロギス船に乗ろうと思って行きましたが、アジ船が2艘出船する中で慣れない方が多かったので、急遽中乗りに変りました。

朝行ってすぐにまだ下ろして間もない頃から喰ってきました。しかも30cm以上のいい型のアジです。中には40cmクラスの特大も何本か混じりました。大きいのはタモで掬いました。初めてアジ釣りをする方もかなりいて、いきなり大きいのが釣れたのでびっくりしていました。

慣れない方に釣り方を教えていて、気がついたことを列記してみます。
*餌の赤タンを付ける時に針先を必ず抜くこと。針先を隠すように付けるとしっかり針掛かりしません。
*仕掛けを投入するときの注意は、ハリスが長いので無造作にオモリをハリスの上に被せるように下ろすとその時点でオマツリしてしまいます。必ず仕掛けが横になっているのを確認してからオモリを海中に入れること。
*底にオモリが到達すると当然のことながら糸が弛みます。タルミを取らないでリールを巻き上げても下から仕掛けを上げたことにはならないです。確実にタルミを取ってから巻き上げるようにしてください。アジが釣れないでカサゴが釣れてしまう方は仕掛けが持ち上がっていないからです。
*マイロッドでお好みのリールを使っている方は自分のリールの一巻きがどのくらいになるか把握しておくこと。よくわからない方はPEの糸のマーキングを参考にしてみてください。少なくとも3m持ち上げたるのに何回巻くかをチェックしておくといいです。レンタルの竿に取り付けてあるリールの一巻きは大体50cmです。
*船長が指示するタナは下から2mないし3mと言ってきます。3mと指示が来たら、底に着いてタルミを取ったらまず4回巻きます。すなわち2m持ち上げます。そこでコマセを振り出します。2回ないし3回竿を上下させます。コマセの煙幕を作ってやるためです。それからリールをまた2回巻きます。これで都合6回巻いたことになり、3m持ち上げました。ここで15秒ないし20秒待ちます。チョロチョロ竿を上下させて振ってもあまり意味がありません。コマセを振り出す時はしっかりと振り出して、待つ時は静かに待つのが大事です。指示タナ2mと言ってきたら、3回リールを巻いてコマセを振りそして1回巻き上げて都合4回です。仕掛け自体が2mなのに2mしか持ち上げていなかったら底に着いてしまうではないかとお思いでしょうが、潮が動いていれば仕掛けは横にたなびきます。
*アジが掛かってリールを巻いてくる時に魚の引きに合わせて巻いてきてください。遮二無二にリールを巻く必要はありません。ビシオモリが見えてきたら1mほど残して竿をたてます。そうするとビシオモリが目の前に来ますのでそのビシオモリを掴んでコマセバケツの中に置きます。竿を同時に横に置いて、両手を使ってハリスを持ち上げて魚を取り込みます。竿をいつまでも持っていると片手しか使えないので、取り込みにもたつきます。魚が掛かっていて夢中でリールを巻いてきたら、もう巻けなくなるまで一番上まで巻いてしまうことがあります。こうなったらリールをゆるめて戻すようなことはせず、竿をずらしてビシオモリをとにかくコマセバケツの中に入れます。あとは両手で魚を取り込みます。
*アジが釣れているときに隣の人とからんでしまうことがよくあります。簡単には取れないと思ったら、さっさと仕掛けを切って新しいのに交換した方がいいです。アジが釣れている時間はそれほど長くは続かないと思っていた方がいいです。からんだ仕掛けをほどくのに時間が掛かってせっかく釣れるタイミングを逃してしまわないようにしてください。仕掛けは船長が持っています。

以上、中乗りしていて感じたことを書き留めみました。